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バランス型の投資信託なら、値下がりしない?

株式と債券などを組み合わせた、バランス型の投資信託。名前から、値下がりしにくい商品をイメージしていませんか? この記事では、バランス型でも値下がりする理由と、商品ごとに違う資産配分の確かめ方、家計全体で配分を考える視点を整理します。

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いろいろな玉とコインが入ったかごの3Dイラスト
結論

値下がりしないとは言えません。バランス型の投資信託は、株式と債券などの複数の資産をまとめて持てる点が特徴ですが、元本保証ではありません。株式と債券が同時に下がる場面もあり、海外資産があれば為替も影響します。名前の印象ではなく、何を何割持っているか、その割合をどう見直す方針かを確かめましょう。

この記事のポイント

  1. バランス型でも元本保証ではない
  2. 資産配分は商品で違う
  3. 家計全体のバランスも確認
目次
  1. バランス型投資信託とは?特徴と元本保証ではない点
  2. バランス型の投資信託でも値下がりする理由
  3. 資産配分と見直しの方針は、商品ごとに違う
  4. バランス型だけでなく、家計全体の資産配分で考える
  5. よくある質問

バランス型投資信託とは?特徴と元本保証ではない点

バランス型の投資信託は、株式と債券など、複数の資産を組み合わせて運用する投資信託です。一本で複数の資産をまとめて持てる点が特徴で、自分でいくつもの商品を組み合わせるより、管理しやすいと感じる人もいるでしょう。資産配分(お金をどの資産に何割ずつ分けるか)を、商品の中で決めて運用している、と考えるとイメージしやすくなります。

ただし、元本保証ではありません。「バランスがよい」という名前の印象から、値下がりしにくい商品だと思い込まないことが大切です。

バランス型の特徴

  • 株式と債券などを一本でまとめて持てる
  • 一本で管理しやすい

それでも注意したいこと

  • 元本保証ではない
  • 株式と債券が同時に下がる場面もある
  • 海外資産があれば為替も影響する
よくある疑問

バランス型という名前なので、値下がりしにくい商品だと思っていました。

バランス型の投資信託でも値下がりする理由

複数の資産に分けて持っていても、いつも一方が下がったときに、もう一方が上がるとは限りません。株式と債券が、同時に下がる場面もあります。分散しても、同時に値下がりする場合があるのです。バランス型を考えるときも、値下がりすることがある前提で、どのくらいの値動きなら受け入れられるかを考えておきましょう。

また、海外の株式や債券など、海外資産が入っていれば、為替も影響します。円で買える投資信託でも為替の影響を受ける仕組みは、円で買う投資信託なら、為替リスクはない?で解説します。

商品を増やしたり、複数の資産を組み合わせたりしても、それだけで損失がなくなるわけではありません。分散の考え方は、投資信託を何本も持てば、分散投資になる?も参考にしてください。

資産配分と見直しの方針は、商品ごとに違う

バランス型という同じ名前でも、株式が多い商品と少ない商品では、値動きの大きさが違います。名前ではなく、資産ごとの割合を数字で確かめることが大切です。

また、資産の割合を一定に保つ商品もあれば、運用の判断で割合を変える商品もあります。どちらの方針なのかによって、持っている間の中身の変わり方も違ってきます。運用の判断で割合を変える商品では、買ったときの配分がずっと続くとは限らないため、月報(毎月の運用状況の報告)などで今の配分を確かめるとよいでしょう。

資産配分や見直しの方針は、商品ごとに異なります。目論見書などで確かめましょう。
確かめること見るポイント
資産ごとの割合株式・債券などを、それぞれ何割持っているか
割合の見直し方針割合を一定に保つか、運用の判断で変えるか
海外資産の有無海外資産が入っていて、為替の影響を受けるか

値動きによって変わった割合を、元の配分に戻す「リバランス」という考え方もあります。くわしくは値上がりした資産を、少し減らす理由は?で解説します。

バランス型だけでなく、家計全体の資産配分で考える

一本で管理しやすいことと、自分に合うリスクであることは別です。バランス型を一本持っていても、預貯金やほかの投資を合わせた家計全体で見ると、配分が偏っていることもあります。

たとえば、ほかにも株式の投資信託や個別の株式を持っていれば、家計全体では、株式の割合がもっと高くなっているかもしれません。預貯金やほかの投資も含め、家計全体の配分を考えましょう。割合だけでなく、値下がりしたときに家計全体でどれくらいの金額が動くのかを考えると、自分に合うリスクかどうかを判断しやすくなります。

家計全体の配分チェック

  • バランス型の中の、資産ごとの割合を確かめた
  • 割合を見直す方針を確かめた
  • 預貯金の金額も書き出した
  • ほかの投資も含めて、家計全体の配分を確かめた
  • 値下がりしたときの影響を考えた
FPのひとこと

バランスがよいという名前の印象ではなく、何を何割持っているかを数字で見ることが大切です。

よくある質問

バランス型の投資信託は、元本保証ですか?

元本保証ではありません。複数の資産をまとめて持てる点は特徴ですが、株式と債券が同時に下がる場面もあり、海外資産があれば為替も影響します。

バランス型なら、どの商品も値動きは同じくらいですか?

同じではありません。バランス型という名前でも、株式が多い商品と少ない商品では、値動きの大きさが違います。資産ごとの割合を数字で確かめましょう。

バランス型の資産配分は、ずっと変わりませんか?

配分を一定に保つ商品もあれば、運用の判断で変える商品もあります。資産ごとの割合とあわせて、その割合をどう見直す方針なのかを確かめましょう。

バランス型を一本持てば、家計の分散はできていますか?

一本で管理しやすいことと、自分に合うリスクであることは別です。預貯金やほかの投資も含めて、家計全体の配分を考えましょう。

※分散しても、同時に値下がりする場合があります。特定の資産配分をすすめるものではありません。

※資産配分や配分を見直す方針は、商品ごとに異なります。目論見書などで確認してください。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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