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投資信託のインデックスとアクティブ、何が違う?
投資信託を選ぶときによく目にする「インデックス型」と「アクティブ型」。違いを説明できますか? どちらも運用の方針を表す分類で、名前だけで良し悪しが決まるわけではありません。この記事では、2つの違いと、比べるときに確かめたいポイントを整理します。
インデックス型は、特定の指数の動きに連動する運用成果を目指す投資信託です。アクティブ型は、独自の調査や判断で銘柄などを選び、指数を上回ることなど、定めた目標の達成を目指します。ただし、目指すことと実現することは別で、どちらも目標どおりの結果になるとは限りません。
この記事のポイント
- インデックス=指数への連動を目指す
- アクティブ=独自の判断で目標を目指す
- 目標と実績は別
インデックス型とアクティブ型の違いとは
投資信託は、運用の方針によって「インデックス型」と「アクティブ型」に分けて説明されることがあります。2つの違いは、何を目指して運用するかです。
インデックス型
- 特定の指数の動きに連動する運用成果を目指す
- 指数と同じような値動きを目指す
アクティブ型
- 独自の調査や判断で銘柄などを選ぶ
- 指数を上回ることなど、定めた目標の達成を目指す
指数とは、株式市場などの値動きを、ひとつの数値にまとめて表したものです。インデックス型はその指数と同じような値動きを目指し、アクティブ型は運用会社が独自に投資先を選んで、定めた目標の達成を目指します。
名前のとおり、インデックス型は指数(インデックス)への連動を目指す運用です。アクティブ型は、運用会社が積極的に(アクティブに)投資先を選ぶ運用と覚えると、わかりやすいでしょう。

名前は聞いたことがあるけれど、違いはよくわかっていませんでした。
「目指す」と「実現する」は別
ここで大切なのは、目指すことと実現することは別だという点です。インデックス型でも指数に完全に一致するとは限らず、アクティブ型でも指数を上回る保証はありません。
| 種類 | 目指すこと | 実際には |
|---|---|---|
| インデックス型 | 指数への連動 | 指数に完全に一致するとは限らない |
| アクティブ型 | 指数を上回ることなど、定めた目標 | 上回る保証はない |
「インデックス型だから指数とまったく同じ」「アクティブ型だから指数より成績がよい」とは考えないようにしましょう。どちらの型でも、投資先の値動きによって値下がりすることがあります。
インデックス型とアクティブ型の比べ方
比べるときは、まず条件をそろえます。投資する地域や資産が違う商品どうしでは、成績や費用を並べても、違いの理由がわかりません。次の3つを確かめましょう。
1. 同じ地域や資産に投資する商品か
国内の株式に投資する商品と、海外の債券に投資する商品では、値動きの理由そのものが違います。成績や費用は、投資する地域や資産が同じ商品どうしで比べましょう。
2. 費用はどれくらいか
費用は、持っている間の成果に影響します。目指す運用が似ているなら、費用の違いも比べるポイントです。費用の差の考え方は、信託報酬の差の記事で解説しています。
3. 何を目標にしているか
アクティブ型は、指数を上回ることなど、商品ごとに目標を定めています。何を目指している商品なのかを知らないと、成績がよいのか悪いのかも判断できません。
名前より「理解して持てる仕組みか」で選ぶ
どちらの名前が付いているかより、自分が理解して保有できる仕組みかどうかが大切です。何を目指し、何に投資し、どんな費用がかかるのかを説明できれば、値下がりしたときにも、持ち続けるかどうかを考えやすくなります。
成績を見るときは、過去1年の成績だけで判断しないことも大切です。短い期間の成績だけでは、運用の特徴はわかりにくいものです。下落した時期を含めて、どのような動きをしてきたかも見ましょう。過去の成績は、これからの成績を示すものではありません。
理解して持てるかのチェック
- 何を目指す運用かを説明できる
- どの地域・資産に投資しているかを確かめた
- 費用がどれくらいかかるかを確かめた
- 下落した時期を含む運用の動きを見た
具体的な運用目標や投資対象、費用は、商品ごとの目論見書(商品の内容を説明する書類)で確かめられます。どこから読めばよいかは目論見書の読み方の記事で解説します。

型の名前で決めずに、まず運用方針の違いを知ること。そのうえで中身と費用を比べましょう。
よくある質問
インデックス型とアクティブ型の違いは何ですか?
インデックス型は、特定の指数の動きに連動する運用成果を目指します。アクティブ型は、独自の調査や判断で銘柄などを選び、指数を上回ることなど、定めた目標の達成を目指します。
インデックス型なら、指数とまったく同じ動きになりますか?
完全に一致するとは限りません。インデックス型は指数への連動を目指す運用で、目指すことと実現することは別です。
アクティブ型なら、指数より成績がよくなりますか?
指数を上回ることを目指していても、上回る保証はありません。比べるときは、同じ地域や資産に投資する商品か、費用、目標をそろえて確かめましょう。
過去の成績がよい投資信託を選べば、それで十分ですか?
過去1年の成績だけで判断せず、下落した時期を含む運用の動きも見ましょう。過去の成績は、これからの成績を示すものではありません。
インデックス型とアクティブ型、どちらを選べばいいですか?
どちらの名前が付いているかより、自分が理解して保有できる仕組みかどうかが大切です。同じ地域や資産に投資する商品どうしで、費用や目標を比べたうえで考えましょう。
※インデックス型・アクティブ型の説明は分類の一般論です。具体的な運用目標・投資対象・費用は、商品ごとの目論見書で確認してください。
※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。
※特定の金融商品をおすすめするものではありません。
