FP相談・住宅ローン相談・保険相談オンライン/対面(立川)

投資・NISA・投資信託

投資信託のインデックスとアクティブ、何が違う?

投資信託を選ぶときによく目にする「インデックス型」と「アクティブ型」。違いを説明できますか? どちらも運用の方針を表す分類で、名前だけで良し悪しが決まるわけではありません。この記事では、2つの違いと、比べるときに確かめたいポイントを整理します。

更新 監修 要確認:監修するFP約4分で読めます

いろいろな玉とコインが入ったかごの3Dイラスト
結論

インデックス型は、特定の指数の動きに連動する運用成果を目指す投資信託です。アクティブ型は、独自の調査や判断で銘柄などを選び、指数を上回ることなど、定めた目標の達成を目指します。ただし、目指すことと実現することは別で、どちらも目標どおりの結果になるとは限りません。

この記事のポイント

  1. インデックス=指数への連動を目指す
  2. アクティブ=独自の判断で目標を目指す
  3. 目標と実績は別
目次
  1. インデックス型とアクティブ型の違いとは
  2. 「目指す」と「実現する」は別
  3. インデックス型とアクティブ型の比べ方
  4. 名前より「理解して持てる仕組みか」で選ぶ
  5. よくある質問

インデックス型とアクティブ型の違いとは

投資信託は、運用の方針によって「インデックス型」と「アクティブ型」に分けて説明されることがあります。2つの違いは、何を目指して運用するかです。

インデックス型

  • 特定の指数の動きに連動する運用成果を目指す
  • 指数と同じような値動きを目指す

アクティブ型

  • 独自の調査や判断で銘柄などを選ぶ
  • 指数を上回ることなど、定めた目標の達成を目指す

指数とは、株式市場などの値動きを、ひとつの数値にまとめて表したものです。インデックス型はその指数と同じような値動きを目指し、アクティブ型は運用会社が独自に投資先を選んで、定めた目標の達成を目指します。

名前のとおり、インデックス型は指数(インデックス)への連動を目指す運用です。アクティブ型は、運用会社が積極的に(アクティブに)投資先を選ぶ運用と覚えると、わかりやすいでしょう。

よくある疑問

名前は聞いたことがあるけれど、違いはよくわかっていませんでした。

「目指す」と「実現する」は別

ここで大切なのは、目指すことと実現することは別だという点です。インデックス型でも指数に完全に一致するとは限らず、アクティブ型でも指数を上回る保証はありません。

種類目指すこと実際には
インデックス型指数への連動指数に完全に一致するとは限らない
アクティブ型指数を上回ることなど、定めた目標上回る保証はない

「インデックス型だから指数とまったく同じ」「アクティブ型だから指数より成績がよい」とは考えないようにしましょう。どちらの型でも、投資先の値動きによって値下がりすることがあります。

インデックス型とアクティブ型の比べ方

比べるときは、まず条件をそろえます。投資する地域や資産が違う商品どうしでは、成績や費用を並べても、違いの理由がわかりません。次の3つを確かめましょう。

1. 同じ地域や資産に投資する商品か

国内の株式に投資する商品と、海外の債券に投資する商品では、値動きの理由そのものが違います。成績や費用は、投資する地域や資産が同じ商品どうしで比べましょう。

2. 費用はどれくらいか

費用は、持っている間の成果に影響します。目指す運用が似ているなら、費用の違いも比べるポイントです。費用の差の考え方は、信託報酬の差の記事で解説しています。

3. 何を目標にしているか

アクティブ型は、指数を上回ることなど、商品ごとに目標を定めています。何を目指している商品なのかを知らないと、成績がよいのか悪いのかも判断できません。

名前より「理解して持てる仕組みか」で選ぶ

どちらの名前が付いているかより、自分が理解して保有できる仕組みかどうかが大切です。何を目指し、何に投資し、どんな費用がかかるのかを説明できれば、値下がりしたときにも、持ち続けるかどうかを考えやすくなります。

成績を見るときは、過去1年の成績だけで判断しないことも大切です。短い期間の成績だけでは、運用の特徴はわかりにくいものです。下落した時期を含めて、どのような動きをしてきたかも見ましょう。過去の成績は、これからの成績を示すものではありません。

理解して持てるかのチェック

  • 何を目指す運用かを説明できる
  • どの地域・資産に投資しているかを確かめた
  • 費用がどれくらいかかるかを確かめた
  • 下落した時期を含む運用の動きを見た

具体的な運用目標や投資対象、費用は、商品ごとの目論見書(商品の内容を説明する書類)で確かめられます。どこから読めばよいかは目論見書の読み方の記事で解説します。

FPのひとこと

型の名前で決めずに、まず運用方針の違いを知ること。そのうえで中身と費用を比べましょう。

よくある質問

インデックス型とアクティブ型の違いは何ですか?

インデックス型は、特定の指数の動きに連動する運用成果を目指します。アクティブ型は、独自の調査や判断で銘柄などを選び、指数を上回ることなど、定めた目標の達成を目指します。

インデックス型なら、指数とまったく同じ動きになりますか?

完全に一致するとは限りません。インデックス型は指数への連動を目指す運用で、目指すことと実現することは別です。

アクティブ型なら、指数より成績がよくなりますか?

指数を上回ることを目指していても、上回る保証はありません。比べるときは、同じ地域や資産に投資する商品か、費用、目標をそろえて確かめましょう。

過去の成績がよい投資信託を選べば、それで十分ですか?

過去1年の成績だけで判断せず、下落した時期を含む運用の動きも見ましょう。過去の成績は、これからの成績を示すものではありません。

インデックス型とアクティブ型、どちらを選べばいいですか?

どちらの名前が付いているかより、自分が理解して保有できる仕組みかどうかが大切です。同じ地域や資産に投資する商品どうしで、費用や目標を比べたうえで考えましょう。

※インデックス型・アクティブ型の説明は分類の一般論です。具体的な運用目標・投資対象・費用は、商品ごとの目論見書で確認してください。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

シミュレーションFPに相談する