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iDeCoは月5,000円から。掛金は毎月変えられる?変更の回数と決め方
iDeCoは、まとまったお金がないと始められないのでしょうか。始めたあとは、家計に合わせて毎月、掛金を変えられるのでしょうか。この記事では、掛金の最低額と設定の単位、金額を変えられる回数、運用する商品の変更との違い、何年も続けられる掛金の決め方を整理します。
2026年10月4日時点の制度にもとづく一般的な説明です。投資には元本割れのリスクがあり、制度を使えるかどうかや税の軽減の大きさは、人によって異なります。
iDeCoの掛金は月5,000円から、1,000円単位で設定できます。ただし、金額の変更は原則として、12月分から翌年11月分までの拠出期間につき年1回で、毎月自由には変えられません。上限は加入区分や勤務先の年金制度などで違います。ボーナスを見込まず、普段の収入で続けられる額から決めましょう。
この記事のポイント
- 月5,000円から・1,000円単位
- 金額変更は原則、拠出期間ごとに年1回
- 上限より続けられる金額
目次
iDeCoの掛金は月5,000円から、1,000円単位で決める
iDeCoは、大きな金額がなくても始められます。掛金は月5,000円から、1,000円単位で設定できます。5,000円の次は6,000円、7,000円と、1,000円刻みで選ぶ形です。最初から多くの額を出さなくても、家計に合わせた額を選べます。
一方で、出せる額の上限は、加入区分(自営業・会社員・専業主婦や主夫といった働き方などによる区分)や、勤務先の年金制度などで違います。区分ごとの上限は、iDeCoのまとめページの表で確かめられます。

iDeCoは、まとまったお金がある人向けのものだと思っていました。
掛金の変更は原則、12月分〜翌年11月分に年1回
掛金の額を変えられる回数には決まりがあります。原則として、12月分から翌年11月分までの拠出期間(掛金を出す1年の区切り)につき1回です。気分や月ごとの収入に合わせて、毎月変えられるわけではありません。
12月分の掛金
ここから、1つの拠出期間が始まります。
期間の中で原則1回
掛金の額を変える手続きは、この期間につき原則1回です。
翌年11月分の掛金
ここで、1つの拠出期間が終わります。
次の12月分から
新しい拠出期間になり、また原則1回変更できます。
期間は掛金の「何月分」で数えます。年単位でまとめて掛金を出す年単位拠出という払い方や、加入資格・制度が変わるときなどは、別の取扱いになる場合があります。受付方法と期限は、利用している金融機関(運営管理機関)で確かめましょう。
掛金の変更と、運用する商品の変更は別の手続き
掛金の額を変えることと、運用する商品を変えることは別の話です。掛金の変更は、毎月出す金額を変えること。運用する商品の変更は、掛金で買う商品や持っている商品を入れ替えることで、手続きも別になります。
掛金の額の変更
- 毎月出す金額を変える
- 原則、拠出期間につき年1回
- 受付方法と期限は運営管理機関で確認
運用する商品の変更
- 掛金で買う商品や割合を変える
- 持っている商品を入れ替える
- 掛金の額の変更とは別の手続き
これから入る掛金の配分を変えることと、今ある資産を入れ替えることの違いは、配分変更とスイッチングの記事で解説します。掛金を止めたいときも、額の変更とは別の手続きで考えます。止めることと引き出すことの違いは、iDeCoを止めるときの記事で取り上げます。
掛金の決め方:上限より、何年も続けられる額
変更が原則年1回なので、掛金はしばらく同じ額で続ける前提で決めます。たとえば、ボーナスを見込んだ額ではなく、普段の収入で続けられる額から家計を確かめる方法があります。
- 毎月の掛金
- 5,000円
- 1年間の掛金
- 5,000円 × 12か月
- 1年間に家計から出る額
- 6万円
※月5,000円を12か月払った場合の単純な計算です。口座管理などの費用は含めていません。
月5,000円でも、1年では6万円が家計から出ていきます。大切なのは、上限を埋めることではありません。何年も続く支出として、毎月の固定費と年に数回の支出を払ったうえで、無理なく出せる額を選びましょう。収入が毎月変わる人の積立額の考え方は、収入が変わる人の積立額の記事が参考になります。
月5,000円の掛金でも、口座管理などの費用はかかります。投資信託などを選べば値動きがあり、元本割れすることもあるため、商品と費用の確認も忘れずに。掛金を変えたときの1年間の掛金は、iDeCoのシミュレーションで試せます。
掛金を決める前のチェック
- 月5,000円から1,000円単位で決められると知った
- 自分の加入区分と、勤務先の年金制度を確かめた
- ボーナスではなく、普段の収入で続く額にした
- 毎月の固定費と、年に数回の支出を書き出した
- 変更は原則、拠出期間につき年1回と理解した
- 口座管理などの費用と、選ぶ商品を確かめた

掛金は、上限から逆算するより、毎年払い続けられる額から決めるのが基本です。
よくある質問
iDeCoの掛金は、最低いくらから始められますか?
月5,000円から、1,000円単位で設定できます。上限は加入区分や勤務先の年金制度などで違います。少ない掛金でも口座管理などの費用はかかるため、費用もあわせて確かめましょう。
iDeCoの掛金は、何回でも変更できますか?
いつでも何度でも変えられるわけではありません。原則として、12月分から翌年11月分までの拠出期間につき年1回です。年単位拠出などでは扱いが違う場合があるため、受付方法と期限は運営管理機関で確かめましょう。
掛金の額を変えると、運用している商品も変わりますか?
掛金の額を変えるだけでは、運用する商品は変わりません。掛金の額の変更と、運用する商品の変更は別の手続きです。商品や配分を変えたいときは、別に手続きをします。
掛金の額は、何を基準に決めればよいですか?
ボーナスを見込んだ額ではなく、普段の収入で続けられる額から考える方法があります。毎月の固定費と年に数回の支出を並べ、何年も続く支出として無理のない額を選びましょう。上限を埋めることが目的ではありません。
※年単位拠出という払い方や、資格・制度が変わるときなどは、扱いが違う場合があります。受付方法と期限は、利用している運営管理機関に確認してください。
※掛金の上限額は、加入区分や勤務先の年金制度などで違います。この記事では上限額は扱っていません。
※掲載している内容は、2026年10月4日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。施行予定の改正は、開始日や手続きが変わることがあります。最新の内容は、金融庁・国民年金基金連合会(iDeCo公式サイト)などの公的な案内と、利用する金融機関でご確認ください。
※投資信託などには値動きがあり、元本割れすることがあります。税金の扱いや控除の効果は、所得や家族などの状況で変わります。個別の税務判断は、税務署や税理士にご確認ください。
※特定の金融商品・金融機関をおすすめするものではありません。

