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税金・住宅ローン控除

住宅ローン控除、会社が初年度から手続きしてくれる?確定申告と年末調整

家を買ったら、住宅ローン控除も会社の年末調整で済むはず。そう考えて、手続きを後回しにしていませんか? 給与所得者でも、初めて控除を受ける年は、原則として自分で確定申告をします。この記事では、1年目と2年目以降の手続きの違い、最初に確かめる情報、ふるさと納税を含めた申告の注意点、資料のまとめ方を整理します。

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家と戻ってくる矢印とコインの3Dイラスト

2026年分所得税を中心に解説。2026年10月4日時点の制度にもとづく一般的な説明です。控除の額や申告の要否は、収入の種類・家族・ほかの控除などで変わります。具体的な判断は、税務署や税理士、お住まいの市区町村に確かめましょう。

結論

会社の年末調整で、初年度の住宅ローン控除まで済むわけではありません。給与所得者でも、初めて適用を受ける年は、原則として確定申告が必要です。2年目以降は、所定の書類等をそろえて年末調整で受けられる場合があります。初年度に確定申告をするなら、ふるさと納税のワンストップ特例を申請した分も申告に含めましょう。

この記事のポイント

  1. 初年度は原則、確定申告
  2. 給与所得者の2年目以降は年末調整も
  3. ふるさと納税も忘れず申告
目次
  1. 住宅ローン控除の1年目は、会社員でも原則として確定申告
  2. 最初に確かめる情報:入居日・契約・住宅の性能・借入残高
  3. 初年度の確定申告では、ふるさと納税や給与もまとめて確認
  4. 購入した年の資料は、早めに一つの場所へまとめる
  5. よくある質問

住宅ローン控除の1年目は、会社員でも原則として確定申告

住宅ローン控除は、初めて適用を受ける年と、2年目以降とで手続きが異なります。会社員などの給与所得者でも、初めての年は、原則として自分で確定申告をする必要があります。

年末調整は勤務先が進めてくれますが、初年度の住宅ローン控除は、原則として自分の確定申告で手続きします。2年目以降は、所定の書類等をそろえて、年末調整で控除を受けられる場合があります。年末調整のある会社員が確定申告をするほかの場面は、会社員の確定申告の記事で取り上げています。

  1. 購入した年:資料をまとめる

    入居日、売買契約などの内容、住宅の性能、借入残高に関する情報をそろえます。

  2. 1年目:確定申告

    初めて適用を受ける年は、原則として確定申告をします。ふるさと納税の寄附の記録も一緒に確かめます。

  3. 2年目以降:年末調整も

    給与所得者は、所定の書類等をそろえて、年末調整で受けられる場合があります。

よくある疑問

家を買ったら、会社の年末調整で住宅ローン控除まで済むと思っていました。

最初に確かめる情報:入居日・契約・住宅の性能・借入残高

初年度の申告に向けて最初に確かめたいのは、入居日、売買契約などの内容、住宅の性能、借入残高に関する情報です。必要な書類や、その取り寄せ方は、物件の種類や金融機関の対応などで異なります。

申告・年末調整に必要な書類等は、入居年・住宅の区分・金融機関の対応方式によって異なります。
確かめる情報見ておきたいこと
入居日実際に住み始めた日
売買契約などの内容契約した日や、取得にかかった金額など
住宅の性能性能の区分と、それを示す書類があるか
借入残高に関する情報残高の情報を、どの方式で受け取るか

借入残高に関する情報は、金融機関から残高の証明書を受け取る方式のほか、調書(金融機関が税務署に提出する書類)による方式もあります。どちらになるかを決めつけず、対象年の提出の案内で確かめましょう。

電子データを使える場合でも、書類がすべて自動で集まるとは限りません。何を、どこから受け取るのかを、早めに書き出しておきましょう。

初年度の確定申告では、ふるさと納税や給与もまとめて確認

初年度に確定申告をする年は、ふるさと納税にも注意が必要です。確定申告をすると、ワンストップ特例の申請は無効になるため、特例を申請していた寄附も、確定申告に含めます。

住宅のことだけ入力して終わりにせず、給与、ほかの所得、ほかの控除も一緒に確かめましょう。ワンストップ特例を申請した寄附と同じ年分の確定申告をするときの注意は、ふるさと納税と医療費控除の記事でも整理しています。

初年度の確定申告で、一緒にそろえるもの

  • 勤務先から受け取った給与の資料(源泉徴収票など)
  • 給与以外の所得があれば、その金額と記録
  • ワンストップ特例を申請した分も含めた、その年の寄附の記録
  • 医療費など、ほかに受けたい控除の資料
  • 入居日・契約・住宅の性能・借入残高に関する書類
FPのひとこと

住宅の分だけ入力して終わり、にしないことが大切です。寄附や給与、ほかの控除まで、1年分をまとめて見直しましょう。

購入した年の資料は、早めに一つの場所へまとめる

家を買った年は、契約の書類や住宅の性能の書類、借入れの書類、寄附の記録など、手元にそろえる資料が増えます。申告の時期になってから探し始めると、集めるのに手間取ることもあります。

購入した年の資料は、早めに一つの場所へまとめておきましょう。紙の書類と電子データが混ざる場合は、どこに何があるかの一覧を作っておくと、2年目以降の手続きでも確かめやすくなります。

FP相談では、住宅を購入した年の収入と支出、寄附の記録などの家計の資料を整理できます。申告の内容や税額については、税務署・税理士に確認してください。

よくある質問

会社員でも、住宅ローン控除の1年目は確定申告が必要ですか?

給与所得者でも、初めて適用を受ける年は、原則として確定申告が必要です。2年目以降は、所定の書類等をそろえて、年末調整で受けられる場合があります。

2年目以降は、何もしなくても年末調整で控除されますか?

何もしなくてよいわけではありません。所定の書類等をそろえて、年末調整で受けられる場合があります。必要な書類は入居年や金融機関の対応方式などで異なるため、対象年の案内で確かめましょう。

ワンストップ特例を申請した寄附と同じ年分に、住宅ローン控除の確定申告をしたら?

確定申告をすると、ワンストップ特例の申請は無効になります。その年のふるさと納税は、特例を申請していた分もあわせて、確定申告に入れましょう。

借入残高の証明書は、毎年自分で用意するものですか?

残高の情報は、証明書を受け取る方式と、調書による方式があり、入居年や金融機関の対応などで異なります。どちらになるかを決めつけず、対象年の提出の案内で確かめましょう。

住宅ローン控除の申告では、住宅のことだけ入力すればよいですか?

住宅だけで終わりにせず、給与、ほかの所得、ほかの控除も一緒に確かめます。ワンストップ特例を申請していた寄附がある場合は、その分も申告に含めます。

※申告・年末調整に必要な書類等は、入居年・住宅の区分・金融機関の対応方式によって異なります。対象年の提出の案内で確かめてください。

※2年目以降に年末調整で控除を受けられるのは、給与所得者が所定の書類等をそろえた場合です。

※確定申告をすると、ふるさと納税のワンストップ特例の申請は無効になります。特例を申請した寄附も、申告に含めてください。

※掲載している内容は、2026年10月4日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。確定申告は2026年分の所得税(原則2027年に申告)、ふるさと納税は2026年の寄附(原則2027年度の住民税)を中心に説明しています。制度は改正されることがあります。

※税額の計算や申告の判断など、個別の税務相談は税務署や税理士にご確認ください。あいマネのFP相談は、家計や資料、希望を整理する窓口です。

※特定の金融商品や、ふるさと納税の寄附先・返礼品・仲介サイトをおすすめするものではありません。

参考にした資料

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