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預金・定期預金

生活の予備費まで定期預金にしていない?

少しでも利息を増やそうと、貯金を全部、定期預金にしていませんか? 定期預金は、あらかじめ預ける期間を決めて預ける商品です。この記事では、急な出費に備える生活の予備費の考え方と、ほかのお金と分ける手順を整理します。

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通帳と目覚まし時計とコインの3Dイラスト
結論

急な出費に備える生活の予備費は、金利だけでなく、必要なときに使える取り出しやすさも重視します。必要な額は毎月の生活費や家族構成、収入の安定性で違い、誰でも同じ金額が正解ではありません。まず予備費を分けてから、使う予定のないお金の預け先を検討しましょう。

この記事のポイント

  1. 増やす前に備える
  2. 予備費は家計ごとに違う
  3. 取り出しやすさも大切
目次
  1. 生活の予備費は、増やす前に確保したいお金
  2. 予備費まで定期預金にすると困ること
  3. 生活の予備費はいくら? 家計ごとに違う
  4. 生活を守れるお金の配置をつくる
  5. よくある質問

生活の予備費は、増やす前に確保したいお金

資産形成では、お金を増やす前に、必要なときに使えるお金を確保しておくことが大切です。家電の故障、急な引っ越し、収入が途切れる期間。こうした予定外の支出に備えるのが、生活の予備費です。

こうした支出は、いつ起きるかを前もって決められません。預ける期間をあらかじめ決める定期預金とは、性質が合わないことがあります。

予備費は、いざというときにすぐ使えなければ役目を果たせません。そのため、置き場所を考えるときは、金利だけでなく取り出しやすさも重視します。

よくある疑問

少しでも利息を増やしたくて、貯金を全部定期預金にしていました…。

予備費まで定期預金にすると困ること

定期預金は、満期まで預けることが前提の商品です。急な出費で満期の前にお金が必要になると、途中で解約することになります。

そのときの利息は、当初の金利より低い中途解約利率で計算され、少なくなることがあります。少しでも利息を増やそうとしたのに、かえって利息が減ることもあるわけです。解約したときの扱いは中途解約の解説で整理しています。

生活の予備費

  • 急な出費や収入の途切れに備える
  • 必要なときにすぐ使えることが大切
  • 金利より取り出しやすさを重視

使う予定のないお金

  • 当面は使う予定がない
  • 予備費を分けた後に考える
  • 金利や預け先を比べて検討する

予備費を別に分けておけば、急な出費があっても、定期預金を途中で解約せずに済みます。

生活の予備費はいくら? 家計ごとに違う

必要な予備費は、毎月の生活費、家族構成、収入の安定性で違います。誰でも同じ金額が正解ではありません。ほかの家庭の金額をそのまま当てはめるより、自分の家計から考えましょう。

  • 毎月の生活費:暮らしに最低限かかるお金はいくらか
  • 家族構成:何人の暮らしを支えるのか
  • 収入の安定性:収入が途切れる心配はどのくらいあるか

考える手順はシンプルです。まず1か月の最低生活費を書き出し、どれくらいの期間、収入がなくても暮らせる状態にしたいかを考えます。

  1. 1か月の最低生活費を書き出す

    暮らしに最低限かかるお金を、1か月分書き出します。

  2. 収入がなくても暮らしたい期間を考える

    どれくらいの期間、収入がなくても暮らせる状態にしたいかを決めます。

  3. 予備費として分ける

    その分を、すぐ取り出せる形で分けておきます。

  4. 残りの預け先を検討する

    使う予定のないお金について、預け先を考えます。

収入がなくても暮らしたい期間も、家計によって違います。収入が途切れやすい仕事か、何人の暮らしを支えるかなどで、必要な期間は変わります。ライフプラン全体の中で予備費をどう位置づけるかは、分けておきたい「もう一つのお金」の記事でも解説しています。

生活を守れるお金の配置をつくる

予備費を分けたら、残りの使う予定のないお金について、預け先を検討します。すべてを高金利に集めるより、生活を守れる配置をつくることが大切です。普通預金と定期預金の役割の違いは、普通預金と定期預金の比べ方の記事で解説しています。

予備費を分けるときのチェック

  • 1か月の最低生活費を書き出した
  • 収入がなくても暮らしたい期間を考えた
  • 予備費を、すぐ取り出せる形で分けた
  • 使う予定のないお金だけを、預け先の検討に回した
FPのひとこと

利息より先に、急な出費で困らない仕組みを整えましょう。

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よくある質問

生活の予備費は、定期預金に入れても大丈夫ですか?

予備費は、必要なときにすぐ使えることが大切です。定期預金は満期まで預けることが前提で、途中で解約すると利息が少なくなることがあります。金利だけでなく、取り出しやすさも重視しましょう。

生活の予備費は、いくら用意すればいいですか?

毎月の生活費、家族構成、収入の安定性で違い、誰でも同じ金額が正解ではありません。まず1か月の最低生活費を書き出し、どれくらいの期間、収入がなくても暮らせる状態にしたいかを考えます。

生活の予備費は、どんな出費に備えるお金ですか?

家電の故障、急な引っ越し、収入が途切れる期間など、予定外の支出に備えるお金です。いざというときにすぐ使える形で持っておきます。

予備費を分けた後のお金は、どうすればいいですか?

使う予定のないお金として、預け先を検討します。すべてを高金利に集めるより、生活を守れる配置になっているかを確かめましょう。

貯金を全部、定期預金にするのはよくないのですか?

定期預金そのものが悪いわけではありません。ただ、急な出費に備えるお金まで入れてしまうと、必要なときに途中で解約することになりかねません。予備費を分けてから、使う予定のないお金の預け先を考えましょう。

※予備費の金額や月数を一律に推奨するものではありません。必要な額は、毎月の生活費・家族構成・収入の安定性などで異なります。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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