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2022年の一般NISA、2026年末に確認することは?非課税期間と課税口座
2022年に一般NISAで買った投資信託や株。その非課税期間が、2026年末で終わることを確認していますか? 2024年からの新しいNISAとは別の制度で、旧つみたてNISAとも期間の長さが違います。この記事では、期限の数え方、新しいNISAへ移せないこと、課税口座へ移るときの取得価額の考え方、年末までに確かめることを整理します。
2026年10月4日時点の制度にもとづく一般的な説明です。投資には元本割れのリスクがあり、制度を使えるかどうかや税の軽減の大きさは、人によって異なります。
2022年の一般NISAで買った商品の非課税期間は、最長5年で2026年末までです。新しいNISAへそのまま移すロールオーバーはできません。非課税期間が終わって課税口座へ移る場合は、その時点の時価が新しい取得価額になります。移るだけで税金がかかるわけではなく、期限が来るから売らなければならない、という意味でもありません。
この記事のポイント
- 2022年の一般NISAは2026年末まで
- 新しいNISAの無期限とは別の制度
- 課税口座へ移るときの時価を確認
目次
2022年の一般NISA、非課税期間は2026年末まで(最長5年)
2023年までの一般NISAは、非課税で持てる期間が最長5年の制度です。期間は買った年を含めて数えるため、2022年の一般NISAの枠で受け入れた商品は、2022年から2026年までの5年間で、2026年末に非課税期間が終わります。
| 制度 | 非課税で持てる期間 | 2026年末との関係 |
|---|---|---|
| 一般NISA(2023年まで) | 最長5年 | 2022年の枠の商品は、2026年末で終わる |
| 旧つみたてNISA(2023年まで) | 最長20年 | 2026年末に終わるものではない |
| 新しいNISA(2024年から) | 無期限 | 非課税で持てる期間に期限はない |

NISAなら、どれも期限なく持てると思っていました。2022年に買った分は違うんですね。
口座の名前が同じ「NISA」でも、何年に、どの枠で買った商品かで、非課税期間の終わりは違います。旧つみたてNISAは最長20年のため、2022年の一般NISAとは終わる時期が違います。金融機関の画面や書類で、商品ごとに年と枠を確かめましょう。
一般NISAから新しいNISAへは移せない(ロールオーバー不可)
ロールオーバーは、非課税期間が終わる商品を、売らずに次の非課税の枠へ移すことです。旧制度の商品を、そのまま2024年からの新しいNISAへ移すロールオーバーはできません。新しいNISAは、旧制度とは別の制度だからです。
そのため2026年末が近づいたら、2022年の枠の商品について、期限までにNISAの中で売るか、売らずに課税口座で持ち続けるかを考えることになります。どんな選択肢があるかは、利用している金融機関で確かめられます。
期限までにNISAの中で売る
- 値上がりしていれば、その売却益は非課税
- 年末の売却の受付期限は、金融機関ごとに確認
- 売ったお金の使い道を、先に決めておく
売らずに課税口座へ移る
- 移る時点の時価が、新しい取得価額になる
- 移るだけで、税金がかかるわけではない
- 移った後の値上がり分は、売るときに課税の対象
どちらがよいかは、そのお金を使う予定や、持っている目的によって変わります。期限が来るからといって、売らなければならないわけではありません。
課税口座へ移るとき:その時点の時価が新しい取得価額に
取得価額は、売ったときの利益を計算するもとになる、買った値段にあたる金額です。非課税期間が終わって課税口座へ移る場合は、買った当初の価格ではなく、移る時点の時価が新しい取得価額になります。
移ることは売ることではないので、移った時点で、それまでの値上がり分に税金がかかるわけではありません。税金の計算に関わるのは、課税口座へ移った後に売るときです。課税口座で売ったときの税金の基本は、売却益の税金の記事で解説しています。
| 移る時点の時価 | 新しい取得価額 | あとで売るときに気をつけること |
|---|---|---|
| 買った当初より高い | 移る時点の時価 | 移った後に値上がりした分が、税金の計算の対象 |
| 買った当初より低い | 移る時点の時価(低いほう) | 当初の価格まで戻っただけでも、利益として計算されることがある |
とくに注意したいのは、移る時点の時価が、買った当初の価格を下回っている場合です。取得価額が低い時価に置き換わるため、その後に値上がりして売ると、買った当初の価格まで戻っただけでも、移った時点からの値上がり分が利益として税金の計算に入ることがあります。

移る時点の時価が、その後の税金の計算のもとになります。年末の前に、いまの時価と買った当初の価格を見比べておきましょう。
2026年末までに確かめること:何年の、どのNISA枠か
まず、持っている商品が、何年の、どのNISAの枠に入っているかを確かめます。口座の名前だけでは、一般NISAか旧つみたてNISAか、何年の枠かまでは分かりません。そのうえで、商品ごとに、使う予定や持っている目的を整理しましょう。
2026年末までのチェック
- 持っている商品が、何年のどの枠かを確かめた
- 2022年の一般NISAの枠の商品を、ほかと分けて書き出した
- そのお金を使う予定と、持っている目的を整理した
- 年末までに売る場合の受付期限を、金融機関で確かめた
- 課税口座へ移る場合の手続きを、金融機関で確かめた
- いまの時価と、買った当初の価格を見比べた
年末の売却の受付期限や、課税口座へ移すときの手続きは、金融機関によって違います。決めかねるときは、どんな選択肢があるかを、利用している金融機関に聞いてみましょう。投資信託などには値動きがあり、時価が買った金額を下回る(元本割れする)こともあります。新しいNISAの枠の基本は、NISAのまとめページで確かめられます。
よくある質問
2022年に一般NISAで買った商品は、いつまで非課税ですか?
一般NISAの非課税期間は、買った年を含めて最長5年です。2022年の一般NISAの枠で受け入れた商品は、2026年末に非課税期間が終わります。
一般NISAの商品を、2024年からの新しいNISAへ移せますか?
そのまま移すロールオーバーはできません。新しいNISAは、2023年までの一般NISAとは別の制度です。期限が近い商品は、使う予定や目的を確認し、必要なら金融機関に選択肢を聞きましょう。
課税口座へ移ったら、すぐに税金がかかりますか?
移るだけで、それまでの値上がり分に税金がかかるわけではありません。移る時点の時価が新しい取得価額になり、将来売るときの税金は、その価額をもとに計算します。
旧つみたてNISAも、2026年末で非課税期間が終わりますか?
いいえ。2026年末に非課税期間が終わるのは、2022年の一般NISAの枠の商品です。旧つみたてNISAの非課税期間は最長20年で、一般NISAの最長5年とは違います。何年の、どの枠で買った商品かを確かめましょう。
非課税期間が終わる前に、売らなければいけませんか?
期限が来るから売らなければならない、という意味ではありません。使う予定や持っている目的を確認して考えます。売る場合の受付期限や、課税口座へ移る手続きは、金融機関で確かめましょう。
※2022年の一般NISAの枠で受け入れた商品の例です。非課税期間の終わりは、何年の、どの枠かによって違います。
※年末までに売る場合の受付期限や、課税口座へ移すときの手続きは、利用している金融機関で確認してください。
※掲載している内容は、2026年10月4日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。施行予定の改正は、開始日や手続きが変わることがあります。最新の内容は、金融庁・国民年金基金連合会(iDeCo公式サイト)などの公的な案内と、利用する金融機関でご確認ください。
※投資信託などには値動きがあり、元本割れすることがあります。税金の扱いや控除の効果は、所得や家族などの状況で変わります。個別の税務判断は、税務署や税理士にご確認ください。
※特定の金融商品・金融機関をおすすめするものではありません。
