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毎月同じ金額で投資信託を買えば、必ず得になる?

「投資信託は、毎月同じ金額で積み立てれば安心」。そう聞いたことはありませんか? 定額積立には、購入する時期を分けられるという特徴があります。でも、それだけで利益が出るわけではありません。この記事では、定額積立の仕組みと一括購入との違い、続けるための注意点を整理します。

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いろいろな玉とコインが入ったかごの3Dイラスト
結論

必ず得になるわけではありません。定額積立では、価格が低いときに多く、高いときに少なく買うことになり、購入する時期を分けられます。ただし利益を保証する仕組みではなく、価格が下がり続ければ損失が出ます。最初から上がり続ける場合は、一括で買った方が有利になることもあります。

この記事のポイント

  1. 安いとき多く・高いとき少なく
  2. 必ず利益が出るわけではない
  3. 方法と投資先を分けて考える
目次
  1. 定額積立の仕組み:安いときに多く、高いときに少なく
  2. 定額積立でも、必ず得になるわけではない
  3. 購入方法と投資先のリスクは別に考える
  4. 積立を続けるための金額と見直し
  5. よくある質問

定額積立の仕組み:安いときに多く、高いときに少なく

定額積立は、投資信託などを毎月同じ金額で買い続ける方法です。ドル・コスト平均法と呼ばれることもあります。毎月の金額が同じなので、価格によって、買える口数(投資信託の持ち分の単位)が変わります。

価格が低い月

  • 同じ金額で、多くの口数を買う

価格が高い月

  • 同じ金額で、少ない口数を買う

買う量を自分で調整しなくても、価格に合わせて、買う口数が自然に変わる点が特徴です。

購入する時期を分けられるので、一度に全額を買うことへの不安を和らげる考え方にはなります。まとまったお金を一度に投資した直後に値下がりしたら、という心配を小さくできるからです。

よくある疑問

毎月同じ金額で買っていれば、損はしにくいと思っていました。

定額積立でも、必ず得になるわけではない

ただし、定額積立は利益を保証する仕組みではありません。結果は、買っている間とその後の、価格の動き方によって変わります。

定額積立は損失を防ぐものではなく、一括で買うより常に有利になるわけではありません。
価格の動き方定額積立では
上がったり下がったりする低いときに多く、高いときに少なく買う
下がり続ける損失が出る
最初から上がり続ける一括で買った方が有利になることもある

価格が下がり続ける場合、安い価格で多くの口数を買えても、持っている投資信託全体の価値も下がっていきます。そのため、損失が出ます。

最初から上がり続ける場合は、後から買う分ほど高い価格で買うことになります。このようなときは、最初に一括で買った方が有利になることもあります。

定額積立

  • 購入する時期を分けられる
  • 価格に合わせて買う口数が変わる
  • 上がり続ける場合は、一括より不利なこともある

一括購入

  • 一度に全額を買う
  • 買った直後の値下がりを全額で受ける
  • 上がり続ける場合は、有利になることもある

どちらの買い方でも、投資信託の値動きによる損失の可能性はあります。「積立だから安心」と考えすぎないことが大切です。

購入方法と投資先のリスクは別に考える

購入方法を決めることと、投資先のリスクを理解することは別です。毎月同じ金額で買っても、買っている投資信託そのものの値動きの性質は変わりません。

たとえば、値動きの大きい投資信託を積み立てれば、積立でも、その値動きの大きさを同じように受けます。どんな値動きをする商品なのかは、購入方法とは別に理解しておく必要があります。

何に投資しているのか、費用はいくらかといった中身は、積立かどうかとは別に確かめましょう。投資信託の中身の見方は、投資信託の仕組みの記事で解説しています。

FPのひとこと

積立は将来を当てる技術ではなく、続け方を決める一つの方法です。

積立を続けるための金額と見直し

大切なのは、積立なら安心と考えすぎず、長く持てる商品と、無理のない金額を選ぶことです。家計に無理のある金額だと、途中で続けられなくなるかもしれません。

無理のない金額は、毎月の支出や、近いうちに使う予定のお金を考えたうえで、続けられる金額です。家計の状況によって変わるため、人と同じ金額にする必要はありません。

収入や支出が変わったら、積立額を見直してもかまいません。一度決めた金額を、ずっと同じにしなければならないわけではありません。

積立を始める前のチェック

  • 長く持てる商品か、中身を確かめた
  • 家計に無理のない金額にした
  • 収入や支出が変わったら見直すと決めた
  • 購入方法とは別に、投資先のリスクを理解した

長く持つときに気をつけたいことは、長期投資の記事で解説します。

NISAの積立と税金月5,000円を30年続けたら? 税金はいくら違う?シミュレーションを試す

よくある質問

毎月同じ金額で積み立てれば、損はしませんか?

損をしないとは限りません。定額積立は利益を保証する仕組みではなく、価格が下がり続ければ損失が出ます。

定額積立と一括購入では、どちらが有利ですか?

価格の動き方によって変わります。最初から上がり続ける場合には、一括で買った方が有利になることもあります。定額積立が一括投資より常に有利になるわけではありません。

積立額は途中で変えてもいいですか?

収入や支出が変わったら、積立額を見直してもかまいません。長く続けられる、無理のない金額にすることが大切です。

定額積立には、どんな特徴がありますか?

価格が低いときに多く、高いときに少なく買うことになり、購入する時期を分けられます。一度に全額を買うことへの不安を和らげる考え方になります。

積立にすれば、投資先のリスクは気にしなくていいですか?

いいえ。購入方法を決めることと、投資先のリスクを理解することは別です。毎月同じ金額で買っても、投資信託そのものの値動きの性質は変わりません。

※定額積立は損失を防ぐものではなく、一括投資より常に有利になるわけではありません。

※ここでの説明は一般的な考え方で、将来の運用成果を示すものではありません。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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