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投資信託って、銀行に預けるのと同じ?

銀行の窓口でも買える投資信託。「定期預金の仲間のようなもの」と思っていませんか? 買う場所が同じでも、投資信託は預金とは別の商品です。この記事では、投資信託の仕組みと預金との違い、選ぶ前に確かめたい中身を整理します。

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いろいろな玉とコインが入ったかごの3Dイラスト
結論

同じではありません。投資信託は、多くの人から集めたお金をまとめ、運用会社が株式や債券などに投資する仕組みです。銀行の窓口で買っても預金ではなく、元本保証はありません。預金保険の対象でもなく、投資先の価格や為替の変化で、購入額を下回ることがあります。

この記事のポイント

  1. 銀行で買っても預金ではない
  2. 集めたお金で株式・債券等へ投資
  3. 商品名より中身を確認
目次
  1. 投資信託とは?集めたお金で株式や債券に投資する仕組み
  2. 投資信託と預金の違い:元本保証はない
  3. 投資信託は中身で性質が変わる:資産・地域・費用
  4. 投資信託を選ぶ前に確かめたいこと
  5. よくある質問

投資信託とは?集めたお金で株式や債券に投資する仕組み

投資信託は、多くの人から集めたお金をひとつにまとめ、運用会社が株式や債券などに投資する仕組みです。まとめられたお金のかたまりは「ファンド」とも呼ばれます。

  1. 多くの人からお金を集める

    一人ひとりが投資したお金を、ひとつのファンドにまとめます。

  2. 運用会社が投資する

    運用会社が、集めたお金を株式や債券などに投資します。

  3. 値動きが持ち分に反映される

    投資先の値上がりも値下がりも、投資した人の持ち分の価値に反映されます。

少額で複数の資産に投資できる商品もあり、株式や債券を自分で一つずつ買う方法とは違った使い方ができます。どこに投資するかの判断を、運用会社に任せられるのも違いのひとつです。

1本の投資信託の中に、複数の株式や債券が入っていることもあります。その場合は、1本を買うだけで、中に入っている複数の資産に投資することになります。

よくある疑問

銀行で売っているから、定期預金の仲間だと思っていました。

投資信託と預金の違い:元本保証はない

いちばん大きな違いは、銀行の窓口で買っても預金ではないことです。投資信託には元本保証がなく、預金保険(金融機関が破綻したときに、預金を一定の範囲で守る制度)の対象でもありません。

預金は、預けたお金を金融機関が預かるものです。一方の投資信託は、集めたお金で株式や債券などを買うものです。お金の行き先が違うため、結果の性質も違います。

投資信託の値段は、投資先の株式や債券などの価格の変化によって動きます。外国の資産に投資する商品では、為替(円と外国のお金の交換比率)の変化も影響します。そのため、購入した金額を下回ることがあります。

思い込みやすいこと

  • 銀行で買えば、預金と同じ
  • 運用を任せれば、どれも同じ
  • 商品名を見れば、中身もわかる

実際は

  • 預金ではなく、元本保証はない
  • 資産・地域・費用で性質が変わる
  • 中に何が入っているかの確認が必要

「銀行で買ったから預金と同じ」と考えず、値動きのある商品だと理解したうえで選ぶことが大切です。買う場所は、商品の性質を決めるものではありません。

投資信託は中身で性質が変わる:資産・地域・費用

運用を任せられるからといって、どの投資信託も同じではありません。株式中心か債券中心か、どの地域に投資するか、費用はいくらかによって、商品の性質が変わります。

確かめること見るポイント
投資する資産株式中心か、債券中心か
投資する地域どの国や地域に投資するか
費用どんな費用が、いくらかかるか

たとえば、株式中心の商品と債券中心の商品では、同じ投資信託でも値動きの性質が違います。どの地域に投資するかによっても、価格や為替から受ける影響が変わります。

同じ「投資信託」という名前でも、中身が違えば、値動きの性質も、手元に残る成果も変わります。商品名だけで判断せず、中に何が入っているかを確かめましょう。

運用方針の違いはインデックス型とアクティブ型の違いの記事、費用の考え方は信託報酬の差の記事で解説しています。

FPのひとこと

見るべきは「どこで買うか」より「何に投資しているか」。名前だけで選ばないことが第一歩です。

投資信託を選ぶ前に確かめたいこと

投資信託を選ぶ第一歩は、売っている場所より、運用する中身を知ることです。買う前に、次の点を自分で確かめてみましょう。

投資信託を買う前のチェック

  • 預金ではなく、元本保証がないと理解した
  • 預金保険の対象ではないと確かめた
  • 購入額を下回ることがあると理解した
  • 株式中心か、債券中心かを確かめた
  • どの地域に投資するかを確かめた
  • 費用がいくらかかるかを確かめた

株式中心か債券中心か、どの地域に投資するか、費用はいくらかといった中身は、目論見書(商品の内容を説明する書類)に書かれています。読むときの手順は目論見書の読み方の記事で紹介しています。

よくある質問

銀行で買った投資信託は、預金と同じですか?

同じではありません。銀行の窓口で買っても預金ではなく、元本保証はありません。投資先の価格や為替の変化で、購入額を下回ることがあります。

投資信託は、預金保険の対象ですか?

対象ではありません。銀行の窓口で買った場合も同じです。投資元本は保証されず、値動きによって購入額を下回ることがあります。

投資信託とは、どんな仕組みですか?

多くの人から集めたお金をまとめ、運用会社が株式や債券などに投資する仕組みです。少額で複数の資産に投資できる商品もあります。

投資信託は、どれを選んでも同じようなものですか?

同じではありません。株式中心か債券中心か、どの地域に投資するか、費用はいくらかで性質が変わります。商品名だけでなく、中身を確かめましょう。

投資信託を選ぶとき、最初に何を確かめればいいですか?

売っている場所より、運用する中身です。株式中心か債券中心か、どの地域に投資するか、費用はいくらかを確かめましょう。くわしい内容は目論見書で確認できます。

※投資信託は預金保険の対象ではなく、投資元本は保証されません。

※ここでの説明は一般的な仕組みです。投資先や費用などの具体的な内容は、商品ごとに確認してください。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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