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預金・外貨預金

同じ銀行なのに、外貨預金は預金保険の対象外?

同じ銀行に預けるなら、円の定期預金もドルの定期預金も、守られ方は同じ。そう思っていませんか? 日本の預金保険制度では、外貨預金は対象外です。この記事では、円預金との保護の違いを確かめ、外貨預金で分けて考えたい為替リスクと信用リスクを整理します。

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円とドルの硬貨を矢印で両替する3Dイラスト
結論

日本の預金保険制度では、外貨預金は対象外です。対象となる一般的な円預金は、1人・1金融機関につき元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されますが、外貨預金にその保護枠は付きません。同じ銀行でも保護は違うため、金利に加えて保護制度まで確認しましょう。

この記事のポイント

  1. 外貨預金は預金保険の対象外
  2. 為替リスクと信用リスクは別
  3. 同じ銀行でも保護は違う
目次
  1. 外貨預金は預金保険の対象外
  2. 外貨預金の為替リスクと信用リスクは別
  3. 同じ銀行でも、円預金と外貨預金の保護は違う
  4. 外貨預金は、金利に加えて保護制度まで確認する
  5. よくある質問

外貨預金は預金保険の対象外

預金保険制度は、金融機関が破綻したときに、預金者を一定の範囲で保護する仕組みです。日本の預金保険制度では、外貨預金は対象外です。

対象となる一般的な円預金は、1人・1金融機関につき元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。しかし、外貨預金にその保護枠が付くわけではありません。同じ銀行で円の定期預金とドルの定期預金を持っていても、守られ方は同じではないのです。

日本の預金保険制度の一般的な説明です。対象となる預金には条件があります。
比べる点一般的な円預金外貨預金
日本の預金保険制度対象対象外
保護される範囲1人・1金融機関につき元本1,000万円までと、破綻日までの利息等その保護枠は付かない
為替の影響受けない円に戻すときの為替で、円換算額が変わる
よくある疑問

同じ銀行の預金なら、円でもドルでも同じように守られると思っていました。

外貨預金の為替リスクと信用リスクは別

ここで、外貨預金にある2つのリスクを分けて考えましょう。1つは、円高になって円換算額が減る為替リスク。もう1つは、金融機関の破綻による信用リスクです。

為替リスク

  • 円高になって、円換算額が減るリスク
  • 円に戻すときの為替で結果が変わる
  • 金融機関の経営とは別に起こる

信用リスク

  • 金融機関の破綻によるリスク
  • 外貨預金は預金保険の対象外
  • 為替の動きとは別に考える

円に戻さずに外貨のまま持てば、為替の動きが見えにくくなることはあります。しかし、それで銀行の信用リスクが消えるわけではありません。2つのリスクは、別々に確かめる必要があります。

ポイント

外貨のまま持ち続けても、銀行の信用リスクは消えません。

同じ銀行でも、円預金と外貨預金の保護は違う

商品名に「預金」と付いていても、円預金と同じ保証だと思わないことが大切です。同じ銀行の窓口やアプリで申し込めても、商品によって保護の仕組みは違います。名前や申し込む場所ではなく、その商品が保護の対象かどうかで確かめましょう。

銀行で扱う商品でも、預金とは仕組みが違うものがあります。たとえば銀行で買う保険は、預金保険制度の対象ではありません。くわしくは銀行で買った保険は、預金と同じように守られる?をご覧ください。

円預金でも、保護される範囲には上限があります。同じ銀行の別の支店に分けた場合などの考え方は、銀行に1,000万円超。分けるなら支店?銀行?で解説します。

外貨預金は、金利に加えて保護制度まで確認する

外貨預金を比べるときは、金利に加えて、保護制度まで確認しましょう。為替リスクは円高になった場合の円換算額を、信用リスクは預け先の金融機関と保護の仕組みを、それぞれ確かめます。

外貨預金の保護のチェック

  • 外貨預金が日本の預金保険の対象外だと確かめた
  • 為替リスクと信用リスクを分けて考えた
  • 外貨のまま持っても、信用リスクは消えないと理解した
  • 預け先の金融機関を確かめた
  • 金利だけでなく、保護制度まで確かめた

預け先の金融機関の確かめ方は、金利が高い銀行、安全性はどう確かめる?で解説します。

FPのひとこと

金利を比べるときは、そのお金がどの制度で、どこまで守られるのかも確かめておきましょう。

よくある質問

外貨預金は、預金保険の対象ですか?

日本の預金保険制度では、外貨預金は対象外です。対象となる一般的な円預金のような、1人・1金融機関につき元本1,000万円までと破綻日までの利息等を保護する枠は付きません。

円預金は、預金保険でどこまで保護されますか?

対象となる一般的な円預金は、1人・1金融機関につき元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。対象となる預金には条件があるため、預け先で確かめましょう。

外貨のまま持っていれば、リスクは小さくなりますか?

円に戻さなければ、為替の動きが見えにくくなることはあります。しかし、金融機関の破綻による信用リスクが消えるわけではありません。為替リスクと信用リスクは別に考えましょう。

同じ銀行なら、円預金と外貨預金の守られ方は同じですか?

同じではありません。日本の預金保険制度では、外貨預金は対象外です。商品名に「預金」と付いていても、円預金と同じ保証だと思わず、保護の仕組みを確かめましょう。

外貨預金の為替リスクと信用リスクは、何が違いますか?

為替リスクは、円高になって円換算額が減るリスクです。信用リスクは、金融機関の破綻によるリスクです。外貨のまま持っても信用リスクは消えないため、2つを分けて確かめましょう。

※日本の預金保険制度の一般的な説明です。海外の預金保護制度を一律に説明するものではありません。

※外貨預金には為替リスクと信用リスクがあり、円に換算すると元本割れすることがあります。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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