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出金のために税金を先払い?その暗号資産の投資話は大丈夫?

たとえば、SNSで知り合った人に勧められて、暗号資産(仮想通貨とも呼ばれます)の投資を始めた。画面の利益は増えているのに、出金しようとすると「先に税金を払って」と言われた。この記事では、追加の送金を求められたときにまず止まること、よく使われる言葉、被害が疑われるときの相談先を整理します。

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つながった3つのブロックの上に浮かぶコインと、鍵と円のコインの3Dイラスト

2026年10月16日時点の制度にもとづく一般的な説明です。暗号資産は法定通貨ではなく、価格が大きく変動し、買ったときより円での価値が下がることがあります。特定の暗号資産・事業者の売買をすすめるものではありません。

結論

出金のために税金や認証金を先に送るよう求められたら、追加送金の前に立ち止まってください。SNSで知り合った相手に暗号資産の送金を勧められ、出金できなくなる相談が寄せられています。画面の利益の数字だけを信用せず、相手の連絡先や送金の記録を保存し、利用した事業者、消費者ホットライン188、警察へ相談しましょう。

この記事のポイント

  1. 出金前の追加送金要求に注意
  2. 画面の利益と実際の残高は別
  3. 消費者ホットライン188・警察へ
目次
  1. 出金に税金・認証金の先払いを求められたら、追加送金しない
  2. SNSで勧誘される暗号資産の投資話:よくある流れと言葉
  3. 国内の登録業者で買っても、送金先まで安全になるわけではない
  4. 被害が疑われるときにすること:止める・残す・相談する
  5. よくある質問

出金に税金・認証金の先払いを求められたら、追加送金しない

画面では利益が出ているのに、出金しようとすると、税金や認証金を先に送るよう求められた。こんなときは、言われるまま送金せず、追加送金の前に立ち止まってください。税金や認証金などの名目で送金を求めるのは、詐欺的な勧誘で見られる例です。

よくある疑問

利益が出ているなら、税金を先に払えば出金できると思っていました。

画面に表示された利益の数字が、実際に引き出せるお金とは限りません。数字が増えていることを理由に、追加でお金を送らないようにしましょう。

※税金・認証金などの名目で送金を求める、詐欺的な勧誘の例として説明しています。

SNSで勧誘される暗号資産の投資話:よくある流れと言葉

SNSで知り合った相手に暗号資産の送金を勧められ、その後、出金できなくなる。こうした相談が、公的な相談窓口に寄せられています。よくある流れを知っておくと、途中で気づきやすくなります。

  1. SNSで知り合う

    投資に詳しい人として、親しげに連絡してくる。

  2. 暗号資産の送金を勧められる

    暗号資産を買い、相手が案内する先へ送るよう言われる。

  3. 画面では利益が出ているように見える

    数字は増えていくが、そのまま引き出せるとは限らない。

  4. 出金の前に追加の送金を求められる

    税金・認証金などの名目で、先にお金を送るよう言われる。

「自動売買のソフトで稼げる」「有名人も参加している」といった言葉も、利益の保証にはなりません。有名人の写真や名前が、本人の知らないところで使われていることもあります。有名人や金融機関の名前を使う株の投資話については、SNSの投資詐欺の記事でも取り上げています。

国内の登録業者で買っても、送金先まで安全になるわけではない

暗号資産を国内の登録業者で買ったから大丈夫、と考えるのは早すぎます。買った場所が登録業者であることと、その後に送る相手が信用できることは、別の話です。

登録業者かどうかの確かめ方は、登録業者の記事で説明しています。登録の確認は大切ですが、知り合った相手に言われるまま暗号資産を送る前に、立ち止まることが欠かせません。

ポイント

どこで買ったかと、どこへ送るかは別の確認。送金を勧められたら、送る前に誰かに相談しましょう。

被害が疑われるときにすること:止める・残す・相談する

被害が疑われるときのチェック

  • 追加の送金をしない(取り戻すための支払いも含む)
  • 相手の連絡先や、やりとりの内容を保存した
  • 送金した日時や金額などの記録を残した
  • 利用した暗号資産の事業者に連絡した
  • 消費者ホットライン188、警察(相談専用電話 #9110)に相談した

やりとりの画面や送金の記録を消してしまうと、相談するときに状況を説明しにくくなります。恥ずかしい、迷惑をかけたくないと思っても、記録は消さずに残しておきましょう。

取り戻すために、さらにお金を払うことも避けましょう。被害が疑われるときは、家計の相談より先に、利用した事業者、消費者ホットライン188、警察へ相談し、被害を広げない行動を優先してください。

FPのひとこと

まず送金を止めて、記録を残してください。家計の立て直しは、そのあとで一緒に考えましょう。

よくある質問

出金するのに、税金を先に払うよう言われました。払えば出金できますか?

払う前に立ち止まってください。税金や認証金などの名目で、出金の前に送金を求めるのは、詐欺的な勧誘で見られる例です。追加で送金せず、記録を残して、利用した事業者や188、警察へ相談しましょう。

国内の登録業者で買った暗号資産なら、安心ですか?

国内の登録業者で買ったことと、その後に送る相手が信用できることは別の話です。知り合った相手に送金を勧められたら、送る前に立ち止まりましょう。

お金を取り戻すための費用を払うよう言われたら、どうすればいいですか?

取り戻すために追加で払うことは避けましょう。まず、利用した事業者、消費者ホットライン188、警察に相談してください。

被害が疑われるときは、どこに相談すればいいですか?

利用した暗号資産の事業者、消費者ホットライン188、警察に相談しましょう。警察の相談専用電話は#9110です。家計の相談より先に、被害を広げない行動を優先してください。

※税金・認証金などの名目で送金を求める詐欺的な勧誘の例です。被害の回復を保証するものではありません。

※掲載している内容は、2026年10月16日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。法律や税制の改正は、施行日や適用が始まる年、対象が変わることがあります。最新の内容は、金融庁・国税庁などの公的な案内と、利用する事業者でご確認ください。

※暗号資産は法定通貨ではなく、価格が大きく変動します。事業者の経営の悪化、不正アクセス、詐欺などのリスクもあります。税金の扱いは取引の内容で変わります。個別の税務判断は、税務署や税理士にご確認ください。

※特定の暗号資産・事業者をおすすめするものではありません。あいマネのFP相談は、家計や目的別のお金、資産全体の偏りを整理する窓口です。秘密鍵・復元フレーズ・認証コード・パスワードは、相談フォームを含め、誰にも伝えないでください。

参考にした資料

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