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金融庁に登録された業者なら、暗号資産も安全?登録の意味と確認方法
暗号資産(仮想通貨とも呼ばれます)は、金融庁に登録された業者で取引すれば損をしない。そう考えていませんか? 登録の確認は大切ですが、それだけでお金を任せてよいとは限りません。この記事では、登録が意味することと意味しないこと、2026年の法改正で始まったことと別に確かめること、利用する前の確かめ方を整理します。
2026年7月15日に成立した法改正の内容を含みます。2026年8月12日に一部が施行された改正を含みます。2026年10月16日時点の制度にもとづく一般的な説明です。暗号資産は法定通貨ではなく、価格が大きく変動し、買ったときより円での価値が下がることがあります。特定の暗号資産・事業者の売買をすすめるものではありません。
登録の確認は必要ですが、国が暗号資産の価格や利益を保証する制度ではありません。日本で暗号資産交換業を行うには登録が必要で、無登録業者とは取引しないことが基本です。利用する前に、金融庁の公式の一覧で正式な会社名を確かめ、案内されたサイトがその会社のものかも別に確かめましょう。資産の管理方法や商品のリスクも、別々の確認項目です。
この記事のポイント
- 登録確認は必要、利益保証ではない
- 2026年8月12日は一部改正の施行
- 正式な会社名とサイトを確かめる
目次
金融庁の登録は、暗号資産の価格や利益の保証ではない
日本で暗号資産交換業を行うには、金融庁の登録が必要です。登録を受けていない業者(無登録業者)とは取引しないことが、まず基本になります。
ただし、登録は、国が暗号資産の価格や利益を保証する制度ではありません。登録業者が扱う暗号資産を、国がすすめているという意味でもありません。登録業者で取引しても、暗号資産の価格は大きく動くことがあり、買ったときより円で見た価値が下がる場合もあります。

金融庁に登録されている業者なら、損をすることはないと思っていました。
登録の確認で分かること
- 日本で暗号資産交換業の登録を受けているか
- 登録を受けている会社の正式な名前
登録とは別に確かめること
- 案内されたサイトが、その会社のものか
- 預けた資産がどう管理されるか
- 取引する商品に、どんなリスクがあるか
2026年の法改正:7月15日の成立と8月12日の一部施行
2026年は、暗号資産の規制を見直す関連法の改正が、7月15日に成立しました。8月12日からは、そのうち無登録業に対する罰則の引上げなどが施行されています。
ただし、規制を見直すすべての仕組みが、8月12日に始まったわけではありません。暗号資産の規制を金融商品取引法へ移すことなど、主要な部分はまだ施行されておらず、2026年10月時点で施行日も決まっていません。始まる時期は、金融庁などの公式の案内で確かめましょう。
2026年7月15日:改正法の成立
法律が成立した日。この日に、すべての仕組みが始まったわけではない。
2026年8月12日:一部の施行
無登録業に対する罰則の引上げなどが始まった。
主要な部分:まだ施行されていない
金融商品取引法への規制の移管など。2026年10月時点で施行日は決まっておらず、公式の案内で確かめる。
8月12日の一部施行は、暗号資産の税金の新しい扱いが始まった日でもありません。税制の改正と適用の時期は、暗号資産の税金の改正の記事で説明しています。
登録業者の確認方法:公式の一覧で正式な会社名を確かめる
利用する前は、金融庁の公式の登録一覧(暗号資産交換業者登録一覧)で、正式な会社名を確かめます。案内されたサイトがその会社の公式サイトかどうかは、一覧とは別に確かめる必要があります。登録業者の名前を借りた偽サイトにも注意しましょう。
利用する前の確認
- 金融庁の公式の一覧で、正式な会社名を確かめた
- 案内されたサイトが、その会社の公式サイトかを別に確かめた
- 広告やメッセージのリンクだけで、会社を判断していない
- 預けた資産の管理方法を、別に確かめた
- 取引する商品のリスクを、別に確かめた
偽サイトや、なりすましへの備え方は、暗号資産の盗難と偽サイトの記事で取り上げています。
登録の一言だけで、暗号資産のお金を任せない
登録されていること、資産の管理方法、取引する商品のリスクは、別々の確認項目です。登録を確かめたら終わり、ではありません。預けた資産をどう管理しているか、取引する暗号資産や取引の方法にどんなリスクがあるかも、あわせて確かめましょう。
「登録業者です」の一言だけで、お金を任せない。登録・資産の管理方法・商品のリスクを分けて確かめます。
SNSなどで知り合った相手から送金を勧められる投資話は、どこで暗号資産を買ったかとは別の問題です。よくある流れと相談先は、出金に税金を求められる投資話の記事で取り上げています。

登録は入口の確認です。会社名とサイトを確かめたうえで、資産の管理方法と商品のリスクも別に見ましょう。
よくある質問
金融庁に登録された業者なら、暗号資産で損をしませんか?
損をしないとは限りません。登録は、国が暗号資産の価格や利益を保証する制度ではありません。登録業者で取引しても、価格は大きく変動することがあり、買ったときより円での価値が下がることがあります。
2026年8月12日から、暗号資産の新しい規制がすべて始まったのですか?
すべてではありません。8月12日に施行されたのは、無登録業に対する罰則の引上げなど一部です。金融商品取引法への規制の移管など主要な部分は、2026年10月時点でまだ施行されておらず、施行日も決まっていません。
暗号資産の業者が登録を受けているかは、どう確かめますか?
金融庁の公式の登録一覧で、正式な会社名を確かめます。そのうえで、案内されたサイトがその会社の公式サイトかどうかも、別に確かめましょう。登録業者の名前を借りた偽サイトにも注意が必要です。
無登録の業者と取引してもいいですか?
日本で暗号資産交換業を行うには登録が必要で、無登録業者とは取引しないことが基本です。勧められた業者が登録を受けているか、取引の前に金融庁の公式の一覧で確かめましょう。
※金融商品取引法への規制の移管などと、先に施行された無登録業への罰則の引上げなどを区別して説明しています。登録は、国が暗号資産の価格や利益を保証するものではありません。
※掲載している内容は、2026年10月16日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。法律や税制の改正は、施行日や適用が始まる年、対象が変わることがあります。最新の内容は、金融庁・国税庁などの公的な案内と、利用する事業者でご確認ください。
※暗号資産は法定通貨ではなく、価格が大きく変動します。事業者の経営の悪化、不正アクセス、詐欺などのリスクもあります。税金の扱いは取引の内容で変わります。個別の税務判断は、税務署や税理士にご確認ください。
※特定の暗号資産・事業者をおすすめするものではありません。あいマネのFP相談は、家計や目的別のお金、資産全体の偏りを整理する窓口です。秘密鍵・復元フレーズ・認証コード・パスワードは、相談フォームを含め、誰にも伝えないでください。
