投資・NISA・暗号資産(仮想通貨)
ビットコインとイーサリアム、名前以外の違いは?仕組みと用途の比べ方
ビットコインもイーサリアムも、暗号資産(仮想通貨とも呼ばれます)の名前としてよく聞きます。同じようなデジタルのお金で、名前が違うだけだと思っていませんか? この記事では、2つの仕組みの違い、イーサリアムとETHの関係、スマートコントラクトという言葉、比べるときに見たい点を整理します。
2026年10月16日時点の制度にもとづく一般的な説明です。暗号資産は法定通貨ではなく、価格が大きく変動し、買ったときより円での価値が下がることがあります。特定の暗号資産・事業者の売買をすすめるものではありません。
どちらも代表的な暗号資産ですが、仕組みや使われ方に違いがあります。暗号資産は、銀行などを介さずに価値をやりとりできる仕組みとして注目され、ビットコインはその代表的な例です。イーサリアムは、取引の記録に加えてプログラムを動かす基盤でもあり、その基盤で手数料などに使われる暗号資産がETHです。便利な技術であることと、持てば利益が出ることは別の話です。
この記事のポイント
- 仕組みと用途は一つではない
- イーサリアムの基盤とETHを区別
- 技術への期待と投資の利益は別
目次
ビットコインとは:銀行などを介さず価値をやりとりする仕組みの代表例
ビットコインとイーサリアムは、どちらも代表的な暗号資産として名前が挙がります。共通点はありますが、仕組みや使われ方には違いがあります。
暗号資産は、銀行などを介さずに価値をやりとりできる仕組みとして、注目を集めてきました。ビットコインは、その代表的な例です。
ただし、ビットコインにはほかの使い道がない、と決めつけることはできません。どんな使われ方をしているのかは、仕組みとあわせて確かめる必要があります。

どちらも同じようなデジタルのお金で、名前が違うだけだと思っていました。
イーサリアムとETHの違い:プログラムを動かす基盤と、その上の暗号資産
イーサリアムは、取引の記録に加えて、プログラムを動かす基盤でもあります。その基盤の上で、手数料などに使われる暗号資産がETHです。
名前が似ていて混同しやすいのですが、基盤となる仕組みと、そこで使われる暗号資産は区別して考えます。どちらが優れているか、という話ではありません。仕組みと用途が一つではない、ということです。
ビットコイン
- 銀行などを介さずに価値をやりとりする仕組みの代表的な例
- ほかの使い道がない、とは決めつけられない
- 価格が大きく変動することがある
イーサリアム
- 取引の記録に加え、プログラムを動かす基盤でもある
- 基盤で手数料などに使われる暗号資産がETH
- ETHも価格が大きく変動することがある
※ここでの説明は概要です。各ネットワークの仕様は更新されます。
スマートコントラクトとは:条件を満たしたら処理する仕組み
イーサリアムの話でよく出てくるのが、スマートコントラクトという言葉です。一般に、プログラムとして書かれ、ブロックチェーン(取引などの記録を共有する台帳)の上で自動的に実行されるルールを指します。たとえば、条件を満たしたら決められた処理をする仕組みです。
便利な仕組みですが、スマートコントラクトだから安全、法律上も有効、とは言えません。プログラムに欠陥があったり、それを使うサービスの運営に問題が起きたりすることもあります。
秘密鍵の漏えいや偽サイトなど、自分の資産の守り方はブロックチェーンなら盗まれない?の記事で取り上げています。
比べるなら用途・仕組み・リスク:技術への期待と投資の判断を分ける
ビットコインとイーサリアムを比べるとき、名前の知名度や価格の順位に目が向きがちです。比べるなら、何に使われるのか(用途)、どう動くのか(仕組み)、どんなことが起こり得るのか(リスク)を見ましょう。
比べる前のチェック
- 何に使われる仕組みか、自分の言葉で説明できる
- 名前や価格の順位だけで判断していない
- プログラムの欠陥や運営上の問題が起こり得ると知っている
- 技術への期待と、自分が持つかどうかの判断を分けた
- 生活に必要なお金と、投資に回すお金を分けた
便利な技術であることと、保有すれば利益が出ることは別です。ビットコインもETHも価格が大きく変動し、買ったときより円での価値が下がることがあります。暗号資産を使ってネットワークの運営を支えるステーキングはステーキングの記事、価格の安定を目指すステーブルコインはステーブルコインの記事で説明しています。

新しい技術に関心を持つことと、自分のお金をどう使うかは別の話。生活のお金と投資のお金を先に分けましょう。
よくある質問
イーサリアムとETHは、同じものですか?
区別して考えます。イーサリアムは、取引の記録に加えてプログラムを動かす基盤でもあり、その基盤で手数料などに使われる暗号資産がETHです。名前が似ているので、混同しないようにしましょう。
ビットコインは、送金にしか使えないのですか?
そうとは決めつけられません。ビットコインは、銀行などを介さずに価値をやりとりする仕組みの代表的な例ですが、ほかの使い道がないとは言えません。各ネットワークの仕様は更新されることもあります。
スマートコントラクトなら、安全ですか?
安全とは限りません。スマートコントラクトは、条件を満たしたら処理する仕組みで、安全性や法律上の有効性を保証するものではありません。プログラムの欠陥や、サービスの運営上の問題もあります。
イーサリアムのほうが、ビットコインより優れていますか?
どちらが優れているとは言えません。仕組みと用途が違うためです。比べるなら、名前や価格の順位だけでなく、用途・仕組み・リスクを確かめ、技術への期待と自分の投資の判断を分けて考えましょう。
※ビットコインとイーサリアムの仕組みの概要の説明です。各ネットワークの仕様は更新されます。
※スマートコントラクトは、安全性や法律上の有効性を保証するものではありません。
※掲載している内容は、2026年10月16日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。法律や税制の改正は、施行日や適用が始まる年、対象が変わることがあります。最新の内容は、金融庁・国税庁などの公的な案内と、利用する事業者でご確認ください。
※暗号資産は法定通貨ではなく、価格が大きく変動します。事業者の経営の悪化、不正アクセス、詐欺などのリスクもあります。税金の扱いは取引の内容で変わります。個別の税務判断は、税務署や税理士にご確認ください。
※特定の暗号資産・事業者をおすすめするものではありません。あいマネのFP相談は、家計や目的別のお金、資産全体の偏りを整理する窓口です。秘密鍵・復元フレーズ・認証コード・パスワードは、相談フォームを含め、誰にも伝えないでください。
