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保険・外貨建て終身保険

積立利率4%なら、外貨建て保険で払ったお金が毎年4%増える?

「積立利率4%」と大きく書かれた保険。100万円を払えば、毎年4万円ずつ増えると思っていませんか? 実は、そのように計算できるとは限りません。この記事では、積立利率が何に使われる率なのかを整理し、費用や為替の影響と、使いたい年の受取額の確かめ方を解説します。

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傘とドル硬貨の3Dイラスト

この記事は、保険の一般的な仕組みを説明するもので、特定の保険商品の勧誘を目的とするものではありません。要確認:募集文書の管理番号

結論

積立利率4%でも、払ったお金が毎年4%増えるとは限りません。積立利率は、契約で定めた積立金などに適用する率で、払い込んだ保険料全体の運用利回りとは別です。何に、いつまでその利率を使うのか、費用の扱い、使いたい年の受取額まで確かめましょう。

この記事のポイント

  1. 積立利率≠保険料全体の利回り
  2. 適用対象・期間・費用を確認
  3. 使う年の受取額で考える
目次
  1. 積立利率とは:払った保険料全体の利回りとは別
  2. 積立利率の確認ポイント:適用対象・期間・費用
  3. 外貨の積立額と、解約したときの円の手取りは別
  4. 積立利率の保険を比べるときのチェック
  5. よくある質問

積立利率とは:払った保険料全体の利回りとは別

積立利率は、契約で定めた積立金などに適用する率です。払い込んだ保険料全体の運用利回りとは別の数字です。仮に積立利率が4%でも、100万円を払えば毎年4万円増える、とそのまま計算できるとは限りません。

払った保険料のすべてに、その利率が使われるとは限らないためです。保障の費用をどこで差し引くか、利率に何が織り込み済みかも、商品によって異なります。

よくある疑問

100万円で4%なら、毎年4万円ずつ増えていくと思っていました。

ここでの4%は説明用の仮定で、現行商品の利率ではありません。また、積立利率は、預金の金利や投資信託のリターンと同じ物差しの数字ではありません。数字だけを並べて比べないようにしましょう。

積立利率の確認ポイント:適用対象・期間・費用

積立利率を見るときは、数字の大きさより先に、その利率を何に、いつまで使うのかを確かめます。費用の控除方法や適用期間は、商品ごとに異なります。

費用の控除方法や適用期間は、商品ごとに異なります。
確認すること見るポイント
適用対象契約で定めた積立金など、どの金額にその利率を使うのか
適用期間その利率を、いつまで使うのか
費用の扱い保障の費用をどこで差し引くか。利率に何が織り込み済みか
受取額使いたい年に、いくら受け取れるのか

自分で受取額を見積もるときは、同じ費用を二重に引かないことも大切です。利率にすでに織り込まれている費用を、さらに差し引くと、実際とは違う金額で比べてしまいます。

外貨の積立額と、解約したときの円の手取りは別

外貨建て保険では、外貨での積立額と、解約したときの円の手取り額は別です。外貨での積立額が増えていても、円で受け取る金額は為替の影響を受けます。

さらに、解約したときの金額は、解約控除(解約するときに差し引かれるお金)や、市場価格調整(金利の変化などを解約金に反映する仕組み)の影響を受ける場合があります。くわしくは解約控除と市場価格調整についての記事で解説します。

  1. 払い込んだ保険料

    払ったお金の全体です。積立利率が、この全体にそのまま使われるとは限りません。

  2. 積立金など

    契約で定めた、積立利率を使う対象です。費用の扱いは商品で異なります。

  3. 解約返戻金

    解約したときの金額です。解約控除や市場価格調整の影響を受ける場合があります。

  4. 円の手取り

    外貨を円に替えた金額です。為替の影響を受けます。

積立利率の保険を比べるときのチェック

確認したいのは、何に、いつまで、その利率を使うのか。そして、使いたい年にいくら受け取れるのか、です。利率の大きな文字だけでなく、年ごとの受取額と、保証される条件を見てみましょう。

積立利率を見るときのチェック

  • 積立利率を使う対象(積立金など)を確かめた
  • その利率を、いつまで使うのかを確かめた
  • 保障の費用をどこで差し引くかを確かめた
  • 利率に何が織り込み済みかを確かめた
  • 使いたい年の受取額を、年ごとに確かめた
  • 保証される条件を確かめた
FPのひとこと

利率の大きな文字より、使いたい年にいくら受け取れるかを見ましょう。保証される条件もあわせて確かめます。

今より積立利率が高い保険に乗り換えるかを考えるときの注意点は、保険の乗り換えについての記事で解説します。

よくある質問

積立利率4%なら、100万円は毎年4万円増えますか?

そのように計算できるとは限りません。積立利率は、契約で定めた積立金などに適用する率で、払い込んだ保険料全体の運用利回りとは別です。ここでの4%は説明用の仮定です。

積立利率とは何ですか?

契約で定めた積立金などに適用する率です。何に、いつまで使うのか、保障の費用をどこで差し引くのか、利率に何が織り込み済みかは、商品によって異なります。

積立利率は、預金の金利と同じように比べられますか?

同じ物差しの数字として並べないようにしましょう。積立利率は、払い込んだ保険料全体の利回りとは別で、費用の扱いや適用期間も商品で異なります。使いたい年の受取額で確かめることが大切です。

外貨での積立額が増えれば、円の手取りも増えますか?

そうとは限りません。外貨での積立額と、解約したときの円の手取り額は別です。為替や解約控除、市場価格調整の影響を受ける場合があります。

積立利率の保険では、何を確かめればいいですか?

何に、いつまで、その利率を使うのか。そして、使いたい年にいくら受け取れるのかです。利率の大きな文字だけでなく、年ごとの受取額と保証される条件を確かめましょう。

※4%・100万円は説明用の仮定で、現行商品の利率ではありません。

※費用の控除方法や適用期間は商品ごとに異なります。解約したときの金額は、為替や解約控除、市場価格調整の影響を受ける場合があります。

※この記事は一般的な仕組みの説明で、特定の商品をすすめるものではありません。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

※保険の一般的な仕組みの説明です。保険商品の内容は、各保険会社の資料(パンフレット・契約概要・注意喚起情報など)でご確認ください。

参考にした資料

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