保険・外貨建て終身保険
月200ドルの外貨建て保険、円安で家計の負担はいくら変わる?
保険料は月200ドルで固定。それなら、毎月の引き落とし額も同じだと思っていませんか? 円で払う場合、為替によって引き落とし額が変わるタイプがあります。この記事では、仮の数字で円安のときの家計の負担を計算し、契約の前に確かめたいポイントを整理します。
この記事は、保険の一般的な仕組みを説明するもので、特定の保険商品の勧誘を目的とするものではありません。要確認:募集文書の管理番号
仮に保険料が月200ドルで固定のタイプなら、円で払う金額は1ドル150円のとき3万円、170円のとき3万4,000円です。月4,000円の差は、1年間続けば4万8,000円になります(為替手数料は省略)。契約時に払えるかだけでなく、円安のときも続けられるかを確かめましょう。
この記事のポイント
- 月200ドルは外貨で固定
- 150円なら3万円/170円なら3.4万円
- 円安時も続けられるか
月200ドルの保険料、円での負担の計算
外貨で保険料が固定されるタイプでは、保険料は外貨で毎月同じです。でも、円で払う場合、円での引き落とし額は為替によって変わります。仮に保険料が月200ドルとして、計算してみましょう。
- 1ドル150円のとき
- 200ドル × 150円 = 3万円
- 1ドル170円のとき
- 200ドル × 170円 = 3万4,000円
- 1か月の差
- 3万4,000円 − 3万円 = 4,000円
- 1年間の差
- 4,000円 × 12か月 = 4万8,000円
※為替手数料を省いた、説明用の計算です。実際の引き落とし額は、保険会社所定の為替レートなどで決まります。
- 1ドル150円のとき30,000円
- 1ドル170円のとき34,000円

保険料は同じ200ドルなのに、円で払う金額は為替で変わるんですね。
円安・円高で、外貨建て保険料の負担はどう変わる?
1ドル150円から170円になるのは、1ドルを買うのに必要な円が増える「円安」です。外貨で保険料が固定されるタイプでは、円安になると、円での負担が増えます。
月4,000円の差は、小さく見えるかもしれません。でも、1年間続けば4万8,000円です。保険料を払う期間中は、毎月、そのときの為替の影響を受けることになります。
逆に円高になれば、円での負担は軽くなる方向です。ただし、為替がどちらに動くかは分かりません。円高を前提にせず、円安のときも払えるかを考えておきましょう。円高・円安の見分け方は、円高と円安の意味を確かめる記事で解説しています。
※200ドル・150円・170円は仮定です。為替手数料等は省略しています。実際の引き落としは、保険会社所定の為替レートなどで決まります。
円の払込額が固定のタイプには、そのまま使えない
ここでの計算は、外貨で保険料が固定されるタイプの例です。外貨建て保険には、円で払う保険料が固定され、為替によって外貨での積立額が変わるタイプもあります。このタイプには、上の計算をそのまま当てはめることはできません。
外貨で保険料が固定
- 保険料は外貨で毎月同じ
- 円での引き落とし額が為替で変わる
- 円安になると、円での負担が増える
円の払込額が固定
- 円で払う金額は一定
- 外貨での積立額が為替で変わる
- この記事の計算は、そのまま使えない
自分の契約がどちらのタイプかは、商品ごとの資料で確かめましょう。一時払いと月払いで為替の影響の受け方がどう違うかは、一時払いと月払いを比べた記事で解説しています。
月払いの外貨建て保険、円安でも続けられるかの確認
大切なのは、契約時に払えるかだけでなく、円安のときも続けられるかです。家計が苦しくなって途中で解約すると、為替だけでなく、解約条件によっても損失が出る場合があります。
月払いを続けられるかのチェック
- 外貨の保険料が、毎月いくらかを確かめた
- 円安になったときの、毎月の円の負担を計算した
- 1年間で、円の負担がいくら変わるかを確かめた
- 引き落としに使う為替レートの決まり方を確かめた
- 円安のときも、家計から続けられるかを考えた
- 途中で解約したときの条件を確かめた

外貨の保険料と、円の家計負担はセットで確認しましょう。円安のときも続けられる金額かがポイントです。
解約したときの受取額が、為替のほかに何で変わるかは、外貨建て保険の解約についての記事で解説します。
よくある質問
保険料が月200ドルの外貨建て保険、円での支払いは毎月同じですか?
同じとは限りません。外貨で保険料が固定されるタイプを円で払う場合、為替によって円の金額が変わります。仮に1ドル150円なら3万円、170円なら3万4,000円です(為替手数料は省略)。
円安になると、外貨建て保険の負担はどのくらい増えますか?
仮に月200ドルなら、1ドル150円から170円になると、月4,000円、1年間で4万8,000円の負担増です(為替手数料は省略)。実際の引き落としは、保険会社所定の為替レートなどで決まります。
円高になったら、保険料の負担はどうなりますか?
外貨で保険料が固定されるタイプでは、円高になれば、円での負担は軽くなる方向です。ただし、為替がどちらに動くかは分からないため、円安のときも続けられるかを確かめておきましょう。
円の払込額が固定のタイプにも、この計算は使えますか?
そのままは使えません。円で払う保険料が固定のタイプでは、為替によって外貨での積立額が変わります。自分の契約の仕組みは、商品ごとの資料で確かめましょう。
保険料が払えなくなって途中で解約すると、損をしますか?
為替だけでなく、解約条件によっても損失が出る場合があります。契約の前に、円安のときも家計から続けられるかを確かめておくことが大切です。
※200ドル・150円・170円は仮定です。為替手数料等は省略しています。外貨で保険料が固定されるタイプの例です。
※実際の引き落とし額は、保険会社所定の為替レートなどで決まります。円で払う保険料が固定のタイプには、この計算はそのまま当てはまりません。
※この記事は一般的な仕組みの説明で、特定の商品をすすめるものではありません。
※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。
※特定の金融商品をおすすめするものではありません。
※保険の一般的な仕組みの説明です。保険商品の内容は、各保険会社の資料(パンフレット・契約概要・注意喚起情報など)でご確認ください。
