税金・確定申告のきほん
スマホで入力したら、確定申告は終わり?送信・受付結果・控えの保存まで
スマートフォンで確定申告書を作り終えて、画面も保存した。これで提出まで終わった、と思っていませんか? 作成や保存と、送信は別の段階です。この記事では、申告を最後まで終わらせる流れ、マイナポータル連携のデータを使うときの見直し、送信後に保存しておきたいものを整理します。
2026年分所得税を中心に解説。2026年10月4日時点の制度にもとづく一般的な説明です。控除の額や申告の要否は、収入の種類・家族・ほかの控除などで変わります。具体的な判断は、税務署や税理士、お住まいの市区町村に確かめましょう。
スマホで申告書を作って保存しただけでは、確定申告は終わっていません。作成・保存と送信は別で、e-Taxで提出するときは最後まで送信し、受付結果や受信通知などを確認します。送信後は申告内容と受付結果を保存し、納付がある場合は支払いも別に確かめましょう。入力の完了と手続きの完了は区別することが大切です。
この記事のポイント
- 作成・保存と送信は別
- 受付結果・受信通知を確認
- 納付と控えの保存も忘れずに
目次
スマホで作成・保存しただけでは、確定申告は終わらない
スマホで確定申告書を作ると、入力を終えた時点で「できた」と感じやすいものです。けれども、作成や保存と、税務署への送信は別の段階です。保存した画面があっても、送信していなければ提出は終わっていません。
作成
収入や控除などを入力して、申告書を作ります。
保存
作成したデータを保存します。この段階では、まだ提出していません。
送信
e-Taxで提出するときは、最後まで送信します。
受付の確認
受付結果や受信通知などで、送信できたかを確かめます。
控えの保存
申告内容と受付結果を保存します。納付がある場合は、支払いも別に確かめます。

入力して保存した画面があるから、もう提出できていると思っていました。
e-Taxで送信したら、受付結果・受信通知を確認する
e-Taxで提出するときは、送信した後に、受付結果や受信通知などを確認します。受信通知では、申告が税務署に届いたことや、受付日時・受付番号などを確かめられます。送信したつもりでも、最後の操作まで終わっていなければ、申告は届いていません。
利用の方式や電子証明書、対応する端末などには条件があります。最新のe-Taxの案内で確かめましょう。
入力が完了した状態
- 申告書を作り終えた
- データを保存した
- 税務署にはまだ届いていないことがある
手続きが完了した状態
- 最後まで送信した
- 受付結果や受信通知を確かめた
- 申告内容と受付結果を保存した
- 納付がある場合は、支払いも確かめた
マイナポータル連携のデータは、取り込んだ後に見直す
マイナポータル連携を使うと、源泉徴収票や控除証明書などのデータを申告に利用できる場合があります。ただし、事前の設定や、データの対応先の確認が必要です。連携に対応していない資料は、これまでどおり自分で入力することになります。
連携で取り込まれなかった資料は、自分で追加します。そのときは、取り込まれた内容と同じものを重ねて入力していないかも見直しましょう。医療費のデータを使うときの注意は、医療費データの取り込みの記事で取り上げます。
還付を受ける場合の振込先の口座や、氏名・住所などの本人情報も、送信前に確かめておきたいところです。
送信前のチェック
- 連携で取り込んだデータの内容を確かめた
- 取り込まれなかった資料を追加した
- 同じ内容を重ねて入力していない
- 還付先の口座と本人情報を確かめた
- 対象年の案内や画面で作業している
古い動画に頼らず、送信後は控えと納付まで確認
画面の配置は、対象年や端末によって変わることがあります。以前の動画や記事のボタンの位置だけを頼りにせず、対象年の案内や画面の表示を確かめながら進めましょう。
送信が済んだら、申告内容と受付結果を保存します。保存した控えは、後から申告の内容を確かめたいときの手がかりになります。控除の漏れに後で気づいたときの手続きは、控除を忘れたときの記事で取り上げます。
納付がある場合は、送信とは別に支払いも確かめます。申告と納付の違いは、申告と納付の記事で取り上げます。

入力が終わったことと、手続きが終わったことは別です。受付結果と控えを残すところまでを、申告の一部と考えましょう。
FP相談では、申告に使う家計の資料を整理できます。申告の内容や税額の判断は、税務署・税理士に確かめましょう。
よくある質問
スマホで作った申告書を保存すれば、提出したことになりますか?
保存しただけでは、提出したことにはなりません。作成や保存と送信は別で、e-Taxで提出するときは最後まで送信し、受付結果や受信通知などを確認します。
送信できたかどうかは、どこで確かめますか?
受付結果や受信通知などで確かめます。受信通知では、申告が税務署に届いたことや、受付日時・受付番号などを確認できます。確認した内容は、申告内容とあわせて保存しておきましょう。
マイナポータル連携を使えば、入力内容の確認は必要ないですか?
そうとは限りません。連携でデータを利用できる場合もありますが、事前の設定や対応先の確認が必要です。取り込まれなかった資料の追加や、同じ内容の重複入力がないかも見直しましょう。
送信した後は、何を保存しておけばいいですか?
申告内容と、受付結果や受信通知などを保存します。納付がある場合は、支払いの結果も別に確かめて、申告の控えと一緒に残しておきましょう。
以前の解説動画のとおりに操作すれば大丈夫ですか?
画面の配置は、対象年や端末で変わることがあります。古い動画のボタンの位置だけを頼りにせず、対象年の案内や画面の表示で確かめながら進めましょう。
※利用方式・電子証明書・対応端末などの条件は、最新のe-Taxの案内で確かめてください。
※この記事では、特定の画面の操作手順は示していません。画面の表示は、対象年や端末によって変わることがあります。
※掲載している内容は、2026年10月4日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。確定申告は2026年分の所得税(原則2027年に申告)、ふるさと納税は2026年の寄附(原則2027年度の住民税)を中心に説明しています。制度は改正されることがあります。
※税額の計算や申告の判断など、個別の税務相談は税務署や税理士にご確認ください。あいマネのFP相談は、家計や資料、希望を整理する窓口です。
※特定の金融商品や、ふるさと納税の寄附先・返礼品・仲介サイトをおすすめするものではありません。

