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成行と指値、株の注文方法で何が変わる?

株を買う画面に並ぶ「成行」と「指値」。違いを知らないまま、なんとなく選んでいませんか? 注文方法によって、成立する価格や、そもそも成立するかどうかが変わります。この記事では、2つの注文の違いと注意点、注文の前後に確かめたいことを整理します。

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会社のビルとローソク足チャートの3Dイラスト
結論

成行は値段を指定せずに出す注文、指値は「買うならここまで、売るならここ以上」と価格を指定する注文です。成行は、相場が急に動いたり注文が少なかったりすると、想定と離れた価格で成立することがあります。指値は、その値段まで届かなければ、買えない、売れない場合があります。

この記事のポイント

  1. 成行=価格を指定しない注文
  2. 指値=価格の条件を付ける注文
  3. 価格と成立の両方を確認する
目次
  1. 成行と指値の違いとは?
  2. 成行注文の注意点:想定と離れた価格で成立することも
  3. 指値注文の注意点:その値段に届かなければ成立しない
  4. 注文方法の選び方と、注文後に確認したいこと
  5. よくある質問

成行と指値の違いとは?

成行は、値段を指定せずに出す注文です。指値は、買うなら「この値段まで」、売るなら「この値段以上」と、価格の条件を付けて出す注文です。どちらを選ぶかで、成立する価格や、成立するかどうかが変わります。

成行

  • 値段を指定しない
  • 想定と離れた価格で成立することがある
  • 成立が保証されるわけではない

指値

  • 買いは上限、売りは下限の価格を決める
  • 価格の条件を自分で決められる
  • その値段に届かなければ成立しない
よくある疑問

「成行」なら、画面に出ている株価でそのまま買えると思っていました。

成行注文の注意点:想定と離れた価格で成立することも

成行は価格を指定しないため、想定と離れた価格で成立することがあります。たとえば、次のようなときです。

  • 相場が急に動いているとき
  • 売り買いの注文が少ないとき

買い注文なら思っていたより高い値段で、売り注文なら思っていたより安い値段で成立する可能性もあります。

画面で見ている株価と、実際に成立する価格が同じとは限りません。また、成行であっても、注文の成立が保証されるわけではありません。注文を出したあとは、成立したかどうかと、成立した価格を確かめましょう。

指値注文の注意点:その値段に届かなければ成立しない

指値は、価格の条件を自分で決められるのが特徴です。ただし、株価がその値段まで届かなければ、買えない、売れない場合があります。

たとえば、いまの株価より安い値段で買いの指値を出したとします。株価がその値段まで下がらなければ、注文は成立しません。売りの指値も同じで、株価が指定した値段まで上がらなければ、売ることはできません。

価格の条件を守れる代わりに、売買できないまま時間が過ぎることもあります。急いで売買する必要があるときは、この点も考えておきましょう。ここまでの違いを、表で整理します。

注文方法・執行条件は、市場や証券会社によって異なります。
項目成行指値
価格指定しない買いは上限、売りは下限を指定
成立する価格想定と離れることがある指定した条件の範囲内
成立するか保証されない値段が届かなければ成立しない
考えやすい場面急いで売買したいとき価格を優先したいとき

注文方法の選び方と、注文後に確認したいこと

成行と指値は、どちらかがいつでも正解というものではありません。急いで売買する必要があるのか、価格を優先したいのかを、注文の前に整理しましょう。

  1. 目的を整理する

    急いで売買したいのか、価格を優先したいのかを考えます。

  2. 注文方法を選ぶ

    成行か指値か。指値なら、買いの上限や売りの下限を決めます。

  3. 有効期限を確かめる

    注文がいつまで有効か。期限までに成立しなければ、その注文では売買できません。

  4. 成立状況を確かめる

    注文が成立したか、いくらで成立したかを確認します。

ボタンを押しただけで、思った値段の取引が終わったとは限りません。注文方法や執行の条件は、市場や証券会社によって異なるため、使う画面の説明も確かめておきましょう。

少ない株数から買えるサービスでは、注文できる時間や値段の決まり方が、通常の取引と同じとは限りません(→少ない金額で株を買う仕組み)。ETFも、指値や成行など株式に近い注文方法で売買します(→ETFと投資信託の違い)。

FPのひとこと

買う会社を選ぶのと同じくらい、買い方も大切です。注文したあとの成立状況まで確かめましょう。

よくある質問

成行と指値の違いは何ですか?

成行は値段を指定せずに出す注文、指値は「買うならここまで、売るならここ以上」と価格の条件を付けて出す注文です。成行は想定と離れた価格で成立することがあり、指値は値段が届かなければ成立しない場合があります。

成行注文なら、必ず買えますか?

成行でも、注文の成立が保証されるわけではありません。また、相場が急に動いたときや注文が少ないときは、想定と離れた価格で成立することがあります。注文後に成立状況を確かめましょう。

指値注文が成立しないのはなぜですか?

指値は価格の条件を付けた注文のため、株価がその値段まで届かなければ成立しません。期限までに成立しなければ、その注文では売買できないため、有効期限と成立状況を確かめましょう。

成行と指値、どちらを選べばいいですか?

どちらかがいつでも正解ではありません。急いで売買する必要があるのか、価格を優先したいのかを整理して選びましょう。注文方法や条件は市場や証券会社で異なるため、使う画面の説明も確認しましょう。

注文を出したあと、何を確認すればいいですか?

注文が成立したかどうかと、いくらで成立したかを確かめましょう。あわせて注文の有効期限も確認します。期限までに成立しなければ、その注文では売買できません。

※注文方法・執行条件は、市場や証券会社によって異なります。

※成行注文も、成立を保証するものではありません。特定の注文方法や銘柄をすすめるものではありません。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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