保険・円建て終身保険
終身保険の月払いは、一生払い続ける?終身払いと短期払いの違い
終身保険に入ったら、保険料は一生払い続けるもの。そう思っていませんか? 保障が続く期間と、保険料を払う期間は別です。この記事では、終身払いと短期払いの違いを整理し、月額・累計保険料・退職後の負担をどうそろえて比べればよいかを解説します。
この記事は、保険の一般的な仕組みを説明するもので、特定の保険商品の勧誘を目的とするものではありません。要確認:募集文書の管理番号
一生払い続けるかどうかは、払込期間によります。終身払いは基本的に生涯にわたって保険料を払う方法、短期払いは60歳まで、20年間など、契約で決めた期間に払込みを終える方法です。どちらも契約が続けば死亡保障は一生涯。月額だけでなく、退職後の負担や、同じ保障条件・同じ年齢までの累計保険料をそろえて比べましょう。
この記事のポイント
- 保障期間と払込期間は別
- 短期払=決めた期間で払込み終了
- 退職後の負担まで確認
終身保険の保障期間と払込期間は別
終身保険は、一生涯の死亡保障がある保険です。ただし、保障が続く期間と、保険料を払う期間は別です。保険料を一生払い続けるかどうかは、契約で決める払込期間によって変わります。

終身保険って、一生ずっと保険料を払い続けるものだと思っていました。
毎月払う「月払い」は、保険料を払う頻度のことです。月払いでも、何歳まで払うかは払込期間で決まります。払込期間の決め方には、「終身払い」と「短期払い」などがあります。どれにするかで、月々の保険料や、退職後も保険料を払うかどうかが変わります。
保険料をまとめて払う方法もあります。その違いは、一時払いと全期前納の違いについての記事で解説します。
終身払いと短期払いの違い:どちらも保障は一生涯
終身払いは、基本的に生涯にわたって保険料を払う方法です。短期払いは、60歳まで、20年間など、契約で決めた期間に払込みを終える方法です。どちらも、契約が続けば死亡保障は一生涯です。
終身払い
- 基本的に生涯にわたって保険料を払う
- 同じ保障条件なら、月々の負担は短期払いより小さいのが一般的
- 退職後も保険料を払い続ける
- 最終的な総額は、何歳まで生きるかでも変わる
短期払い
- 60歳まで、20年間など、決めた期間で払込みを終える
- 同じ保障条件なら、月々の負担は大きくなるのが一般的
- 払込みを終えた後の家計負担を抑えられる
- 総額で有利になるとは限らない
同じ条件の保障を短い期間で払い終える設計では、月々の負担が大きくなるのが一般的です。その代わり、払込みを終えた後の家計負担を抑えられます。今の家計で払いやすいかと、払い終えた後の家計がどうなるかの両方を見ておきましょう。
なお、短期払いで保険料を払い終えても、それは満期ではありません。くわしくは終身保険の満期についての記事で解説します。
累計保険料の比べ方:同じ保障条件・同じ年齢でそろえる
比較では、月額だけでなく、退職後にも払い続けるか、何歳までの累計保険料を見るかをそろえましょう。累計保険料を比べるときは、同じ保障条件の契約どうしで、同じ年齢までの合計を並べることが前提です。
終身払いの最終的な総額は、何歳まで生きるかでも変わります。払い続けている間は累計が増えていくため、どの年齢で区切って比べたのかを、両方でそろえる必要があります。
保障条件をそろえる
死亡保障の額など、同じ条件の保障どうしで比べます。
比べる年齢をそろえる
何歳までの累計保険料を見るかを決め、両方を同じ年齢で区切ります。
月額と累計を並べる
月々の負担と、その年齢までの累計保険料を並べて見ます。
退職後の負担を確かめる
退職後にも払い続けるかを、家計の時間軸の上で確かめます。
また、短期払いが総額で有利になるとは限りません。払込方法の選択肢や保険料は、商品や契約条件によって異なります。
退職後の負担まで確認:今と老後を同じ時間軸で考える
終身払いでは、退職後も保険料を払い続けることになります。短期払いでは、払込みを終えた後の負担を抑えられる一方、払込期間中の月々の負担は大きくなるのが一般的です。
| 比べること | 終身払い | 短期払い(60歳まで) |
|---|---|---|
| 60歳までの保険料 | 払う(月々の負担は小さめ) | 払う(月々の負担は大きめ) |
| 60歳以降の保険料 | 払い続ける | 払込みは終わっている |
| 死亡保障 | 契約が続けば一生涯 | 契約が続けば一生涯 |
今の支払いやすさと、退職後の暮らしを、同じ時間軸に置いて考えましょう。次のチェックで、比べ方がそろっているかを確かめてみてください。
払込方法を比べるときのチェック
- 同じ保障条件の契約どうしで比べている
- 月額だけでなく、累計保険料も見ている
- 累計保険料を、同じ年齢までの合計でそろえた
- 退職後にも払い続けるかを確かめた
- 払込方法の選択肢を、商品ごとに確かめた

月額だけで決めず、退職後も払うのか、同じ保障条件・同じ年齢までの合計はどうかをそろえて見ましょう。
よくある質問
終身保険の保険料は、一生払い続けるのですか?
払込期間によります。終身払いは基本的に生涯にわたって払う方法、短期払いは60歳まで、20年間など、契約で決めた期間に払込みを終える方法です。保障が続く期間と、保険料を払う期間は別です。
短期払いにすると、死亡保障の期間も短くなりますか?
なりません。終身払いでも短期払いでも、契約が続けば死亡保障は一生涯です。違うのは保険料を払う期間で、同じ条件の保障を短い期間で払い終える設計では、月々の負担が大きくなるのが一般的です。
短期払いのほうが、総額で有利ですか?
有利とは限りません。払込方法の選択肢や保険料は、商品や契約条件によって異なります。総額を比べるときは、同じ保障条件で、同じ年齢までの累計保険料をそろえて比べましょう。
終身払いの保険料の総額は、いくらになりますか?
終身払いの最終的な総額は、何歳まで生きるかでも変わります。比べるときは、何歳までの累計保険料を見るかを決め、同じ保障条件・同じ年齢でそろえて比べましょう。
月払いと終身払いは、同じ意味ですか?
同じではありません。月払いは保険料を毎月払う払い方のことで、何歳まで払うかは払込期間(終身払い・短期払いなど)で決まります。選べる払込方法は、商品や契約条件によります。
※払込方法の選択肢・保険料は商品や契約条件によります。短期払いが総額で有利とは限りません。
※累計保険料は、同じ保障条件・同じ比較年齢でそろえて比べる前提で説明しています。
※この記事は一般的な仕組みの説明で、特定の商品をすすめるものではありません。
※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。
※特定の金融商品をおすすめするものではありません。
※保険の一般的な仕組みの説明です。保険商品の内容は、各保険会社の資料(パンフレット・契約概要・注意喚起情報など)でご確認ください。

