FP相談・住宅ローン相談・保険相談オンライン/対面(立川)

保険・円建て終身保険

一時払終身保険は、定期預金の代わりになる?

まとまったお金を一度に払う、円建ての一時払終身保険。定期預金の代わりのように考えていませんか? 一時払終身保険は、預金ではなく保険です。この記事では、一時払いの特徴と預金との違いを整理し、契約前に確かめたい解約返戻金の見方と、急な出費の資金の分け方を解説します。

更新 監修 要確認:監修するFP約4分で読めます

傘と円の硬貨と通帳の3Dイラスト

この記事は、保険の一般的な仕組みを説明するもので、特定の保険商品の勧誘を目的とするものではありません。要確認:募集文書の管理番号

結論

一時払終身保険は、今後の保険料支払いを残さずに死亡保障を用意する保険で、家族に残すお金の準備が役割です。預金とは違い、途中で解約すると払った保険料を下回ることがあります。死亡保障額だけでなく、1年後・5年後などの解約返戻金も確かめ、急な出費の資金は別に確保しましょう。

この記事のポイント

  1. 一度の支払いで死亡保障を準備
  2. 死亡保険金と途中解約金は別
  3. 急な出費の資金は分けておく
目次
  1. 一時払終身保険とは:一度の支払いで死亡保障を準備
  2. 一時払終身保険と定期預金の違い
  3. 急な出費の資金は一時払終身保険と分ける
  4. 一時払終身保険を比べるときの確認ポイント
  5. よくある質問

一時払終身保険とは:一度の支払いで死亡保障を準備

終身保険は、一生涯の死亡保障がある保険です。一時払終身保険は、その保険料をまとまったお金で一度に払う終身保険で、この記事では円建ての場合を例に説明します。

一時払いには、今後の保険料支払いを残さず、死亡保障を用意できるという特徴があります。家族に残すお金を準備する、という役割の保険です。

よくある疑問

一度払えば終わりなら、定期預金にまとめて預けるのと似ている気がしていました。

まとまったお金を一度に払う点では、似て見えるかもしれません。でも、預金ではなく保険なので、お金の役割も、途中で解約するときの扱いも違います。

また、死亡保険金の額や、払った保険料との関係は、契約によって異なります。死亡保障の内容や解約条件は商品によるため、契約ごとに確かめる必要があります。

一時払終身保険と定期預金の違い

保険は預金とは違い、途中で解約すると、払った保険料を下回ることがあります。円建てでも、早期解約などで払込保険料を下回る場合があります。円建てだから、いつ解約しても払った額が戻る、というわけではありません。

また、死亡時に受け取れる金額と、来年解約して戻る金額も同じではありません。死亡保障の額を、いつでも同じ額で取り出せるお金のように考えないことが大切です。

死亡時の金額と解約時の金額は別です。解約返戻金は、解約する時点ごとに確かめます。
時点受け取るお金確かめること
万一のとき死亡保険金家族に残せる金額
1年後に解約解約返戻金払った保険料を下回らないか
5年後などに解約解約返戻金使いたい時期に受け取れる金額

預金を途中で解約した場合の扱いは、定期預金の途中解約についての記事で確かめられます。

急な出費の資金は一時払終身保険と分ける

大きな資金を入れるほど、入院費や住宅修繕など、急な出費に備えるお金を別に確保しておくことが重要です。急な出費のたびに保険を解約することになると、払った保険料を下回る金額で受け取ることになるかもしれません。

いつでも取り出す資金

  • 入院費や住宅修繕など、急な出費に使う
  • 必要なときに、すぐ取り出せることが大切
  • 保険とは別に確保しておく

家族に残す資金

  • 一時払いなら、今後の保険料支払いを残さず死亡保障を用意できる
  • 途中で解約すると、払った保険料を下回ることがある
  • 死亡時の金額と解約時の金額は別

まとまったお金を、生活の予備費と、家族に残すお金に振り分けて考えましょう。予備費の考え方は、生活の予備費についての記事も参考にしてください。

FPのひとこと

急な出費のお金を先に取り分けてから、家族に残すお金を考える。この順番が大切です。

一時払終身保険を比べるときの確認ポイント

比較するときは、死亡保障額だけでなく、1年後、5年後などの解約返戻金も確認しましょう。いつ、いくら戻るのかを時点ごとに見ておくと、途中でお金が必要になったときの影響をつかめます。

一時払いを選ぶ前のチェック

  • 急な出費に備えるお金を、別に確保した
  • そのお金が、家族に残すお金かを決めた
  • 死亡保障額を確かめた
  • 1年後・5年後などの解約返戻金を確かめた
  • 死亡保障と解約条件を、商品ごとに確かめた

いつでも取り出す資金と、家族に残す資金を分ける。一時払いを選ぶ前に、そのお金の役割を決めましょう。あわせて、円建て保険の解約返戻金についての記事も参考にしてください。

よくある質問

一時払終身保険は、定期預金の代わりになりますか?

役割が違います。一時払終身保険は、今後の保険料支払いを残さずに死亡保障を用意する保険で、家族に残すお金の準備が役割です。預金とは違い、途中で解約すると払った保険料を下回ることがあります。

一時払終身保険を途中で解約すると、払った保険料は戻りますか?

途中で解約すると、払った保険料を下回ることがあります。円建てでも、早期解約などで下回る場合があります。1年後・5年後などの解約返戻金を、契約前に確かめましょう。

死亡保険金と解約返戻金は、同じ金額ですか?

同じではありません。死亡時に受け取れる金額と、解約して戻る金額は別です。死亡保障や解約条件は商品によって異なるため、それぞれ確かめましょう。

まとまったお金を一時払終身保険に入れるときの注意点は?

大きな資金を入れるほど、入院費や住宅修繕などの急な出費に備えるお金を、別に確保しておくことが重要です。いつでも取り出す資金と、家族に残す資金を分けて考えましょう。

一時払終身保険を選ぶ前に、何を決めておけばいいですか?

そのお金の役割です。急な出費に備えるお金を別に確保し、残りのうち家族に残すお金がどれかを決めます。そのうえで、死亡保障額と、1年後・5年後などの解約返戻金を確かめましょう。

※円建てでも早期解約等で払込保険料を下回る場合があります。死亡保障・解約条件は商品によります。

※この記事は一般的な仕組みの説明で、特定の商品をすすめるものではありません。死亡保険金の額や、払った保険料との関係は、契約によって異なります。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

※保険の一般的な仕組みの説明です。保険商品の内容は、各保険会社の資料(パンフレット・契約概要・注意喚起情報など)でご確認ください。

参考にした資料

シミュレーション保険相談