保険・変額保険
病気になったら、変額保険は保険料ゼロで運用が続く?
病気になったら、その後の保険料を払わずに、保障や積立を続けられる。変額保険には、そんな特約を付けられる商品があります。ただし、どんな病気でも対象になるわけではありません。この記事では、保険料払込免除特約の仕組みと対象になる条件、免除後の運用の扱い、確かめたい3つのポイントを解説します。
この記事は、保険の一般的な仕組みを説明するもので、特定の保険商品の勧誘を目的とするものではありません。要確認:募集文書の管理番号
変額保険には、所定の病気や条件を満たすと、その後の保険料を払わずに保障や積立を続けられる保険料払込免除特約を付けられる商品があります。ただし、対象の病気や条件は商品ごとに異なります。免除後も運用実績によって積立金などが変わる仕組みは残り、運用の成果が保証されるわけではありません。
この記事のポイント
- 所定の条件で保険料の払込みを免除
- 病気の種類だけでは判断できない
- 免除されても運用成果は保証されない
変額保険の保険料払込免除特約とは
保険料払込免除特約は、所定の病気や条件を満たしたときに、その後の保険料を払わずに、保障や積立を続けられるようにする特約です。特約とは、主な契約に追加して付ける契約のことです。変額保険にも、この特約を付けられる商品があります。
免除は、それ以後の保険料の払込みが不要になる仕組みです。払う予定だった保険料を、現金で受け取れるわけではありません。
所定の病気・条件を満たす
対象の病気や、診断・治療・状態の条件は商品ごとに異なる
以後の保険料の払込みが免除される
免除される範囲は、商品ごとに確かめる
保障や積立が続く
積立金などは、免除後も運用実績によって変わる

病気になったら、その後は払わなくても、全部そのまま増えていくと思っていました。
払込免除の対象になる病気や条件は商品ごとに違う
どんな病気でも対象になるわけではありません。がん、心疾患、脳血管疾患など、対象の病気や、診断・治療・状態の条件は、商品ごとに異なります。
病名だけを見て、診断されれば一律に対象になると考えないようにしましょう。どの病気で、どんな状態になったときに免除されるのかまで確かめることが大切です。
また、加入後の一定期間は対象外となる場合もあります。この期間を待機期間といいます。対象の病気や待機期間、支払事由(免除などが受けられる条件)は、約款(契約の細かい決まりをまとめたもの)で確かめます。
| 確かめること | 内容 |
|---|---|
| 対象の病気 | がん、心疾患、脳血管疾患など。商品ごとに異なる |
| 診断・治療・状態の条件 | どんな状態になったときに免除されるか |
| 待機期間 | 加入後の一定期間は対象外となる場合がある |
| 免除される範囲 | どの保険料の払込みが免除されるか |
保険料が免除されても運用成果は保証されない
保険料が免除されることと、運用で増えることは別です。免除後も、運用実績によって積立金などが変わる仕組みは残ります。
保険料の払込みが免除された後も、積立金などは特別勘定での運用の結果によって、増えることも減ることもあります。
また、免除された後に、どの保障や積立が続くのかも、商品によって異なります。続く保障と積立の扱いは、約款で確かめましょう。
免除されるのは保険料の払込みです。運用の成果まで保証されるわけではありません。
保障として受け取るお金と、解約したときに戻るお金の違いは、死亡保障と解約返戻金についての記事で整理しています。
払込免除特約で確認したい3つのポイント
見るべきなのは、対象となる条件、続く保障、費用の3つです。病名だけで判断せず、どんなときに機能する備えなのかを確認しましょう。
払込免除特約のチェック
- 対象の病気と、診断・治療・状態の条件を確かめた
- 加入後に対象外となる期間があるか確かめた
- 免除される範囲を確かめた
- 免除後に続く保障と、積立の扱いを確かめた
- 特約を付けるための費用を確かめた
- 免除後も、積立金などが運用実績で変わることを理解した

免除の条件、続く保障、費用の3つを、約款や資料で確かめてから考えましょう。
費用の考え方は、変額保険の保険料の内訳についての記事もあわせて確かめてください。病気ではなく、家計の事情で保険料を払うのが難しいときの注意点は、保険料を止める前の確認についての記事で解説しています。
よくある質問
変額保険の保険料払込免除特約とは何ですか?
所定の病気や条件を満たしたときに、その後の保険料を払わずに、保障や積立を続けられるようにする特約です。対象の病気や条件、免除される範囲は商品ごとに異なります。
がんと診断されたら、保険料は免除されますか?
診断だけで一律に対象になるとは限りません。対象の病気や、診断・治療・状態の条件は商品ごとに異なり、加入後の一定期間は対象外となる場合もあります。約款で確かめましょう。
保険料が免除されたら、払う予定だった保険料を受け取れますか?
いいえ。免除は、それ以後の保険料の払込みが不要になる仕組みで、払う予定だった保険料を現金で受け取るものではありません。
保険料が免除された後も、積立金は増えますか?
免除後も、運用実績によって積立金などが変わる仕組みは残ります。増えることも減ることもあり、保険料が免除されても、運用の成果は保証されません。
加入してすぐに病気になっても、保険料は免除されますか?
加入後の一定期間は対象外となる場合があります。この期間を待機期間といいます。対象の病気や条件とあわせて、約款で確かめましょう。
※払込免除特約がある商品の一般例です。対象疾病、待機期間、支払事由、保障・積立の扱いは約款によります。
※保険料が免除されても、運用の成果は保証されません。免除は、払込予定の保険料を現金で受け取る仕組みではありません。
※この記事は一般的な仕組みの説明で、特定の商品をすすめるものではありません。
※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。
※特定の金融商品をおすすめするものではありません。
※保険の一般的な仕組みの説明です。保険商品の内容は、各保険会社の資料(パンフレット・契約概要・注意喚起情報など)でご確認ください。
