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暮らし・おひとりさま

一人で家を買う前に、将来の住み替えまで考えている?

「一人で家を買いたい。今の収入なら、ローンも払っていけそう」。そう考えたとき、返済できるかどうかのほかにも、確かめておきたいことがあります。この記事は、単身での購入の良しあしを決めるためのものではありません。住み替えの可能性、ローン以外の住居費、売る・貸すときの注意点を順に整理します。

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ひとりがけのいすと観葉植物とコインの3Dイラスト
結論

今の収入でローンを払えるかだけで決めず、転職や転勤で住み替える可能性、収入が減ったときの返済、将来の暮らし方も確かめましょう。予算には、ローンのほかに税金・保険・管理や修繕の費用を入れます。ずっと住む予定でも、売る必要が生じたときに、売却代金だけで残債を返せるとは限りません。

この記事のポイント

  1. 今の返済力だけで決めない
  2. ローン以外の住居費も予算に入れる
  3. 売却・賃貸・住み替えも想定する
目次
  1. 一人で家を買う前に、今の返済力のほかに確かめたいこと
  2. ローン以外の住居費:税金・保険・管理や修繕の費用
  3. 住み替えで家を売る・貸すときに確かめたいこと
  4. 家を買った後も、予備資金とほかの目標を守れるか
  5. 単身での購入は、今の住み心地とその先の選択肢で考える
  6. よくある質問

一人で家を買う前に、今の返済力のほかに確かめたいこと

家を買うとき、まず気になるのは「今の収入でローンを払えるか」かもしれません。大切な確認ですが、それだけで決めると、買った後の変化に合わせて動きにくくなることがあります。購入の前に、次の3つも考えておきましょう。

  • 転職や転勤で、住み替える可能性はあるか
  • 収入が減ったときも、返済を続けられるか
  • これから、どんな暮らし方をしたいか

住宅ローンは、借りられる額と、無理なく返し続けられる額が同じとは限りません。手取りから住まいに回せる額を考える手順は、借りられる額と返し続けられる額の違いで解説しています。

よくある疑問

今の家賃と同じくらいの返済なら大丈夫だと思っていました。住み替えるかもしれないことまでは、考えていなかったです。

ローン以外の住居費:税金・保険・管理や修繕の費用

家を持つと、ローンの返済のほかにも、住まいにかかるお金があります。税金、保険、管理や修繕の費用です。返済額だけを住居費と考えると、住まいにかかるお金を少なく見積もってしまうかもしれません。

金額やかかり方は、物件や契約によって異なります。
住居費の項目予算に入れるときのポイント
ローンの返済今の収入が続く場合だけでなく、収入が減った場合でも続けられるか
税金住まいにかかる税金を、物件ごとに確かめて予算に入れる
保険住まいに関わる保険料も、住居費の一部として数える
管理や修繕の費用今かかる費用だけでなく、将来の修繕も見込んでおく

購入を考えるときは、ローンの返済とこれらの費用を合わせた額で、毎月の家計が回るかを確かめましょう。返済だけなら払えても、ほかの費用まで含めると、手元に残るお金が思ったより少なくなる場合があります。

住み替えで家を売る・貸すときに確かめたいこと

ずっと住むつもりで買っても、転職や転勤、暮らしの変化によって、住み替えを考えることがあるかもしれません。そのときの選択肢には、住み続ける、売る、貸すなどがあり、それぞれ確かめたいことが異なります。

将来の選択肢確かめたいこと
住み続ける収入が減っても、返済とローン以外の住居費を払えるか
売って住み替える売却代金から、残債や売却にかかる費用を払えるか
貸して住み替える住宅ローンの契約条件などを、借入先の金融機関に確かめる

売る必要が生じた場合に、売却代金だけで残債(ローンの残り)を返せるとは限りません。売るときの価格は前もって確定しておらず、売却にかかる費用もあるためです。売却額を含めた賃貸と購入の比べ方は、賃貸か購入かの比べ方で解説しています。

貸すことを考える場合も、住宅ローンを借りたまま、自由に貸せるとは限りません。住宅ローンの契約条件などを、借入先の金融機関に確かめましょう。

家を買った後も、予備資金とほかの目標を守れるか

購入のために貯蓄を使うと、買った後に手元に残るお金が少なくなることがあります。購入後も、急な出費や収入の減少に備える予備資金を残せるかを確かめましょう。

住まいのために、ほかの目標を諦めなくてよいかも大切です。たとえば、老後に向けた準備や、やりたいことのための貯蓄です。一人暮らしの老後のお金の考え方は、おひとりさまの老後資金の考え方で解説しています。

購入を決める前のチェック

  • 今の収入が続く場合と、減った場合の両方で返済を考えた
  • 税金・保険・管理や修繕の費用も予算に入れた
  • 売る場合に、売却代金で残債を返せるかを考えた
  • 貸す場合の契約条件を、金融機関に確かめた
  • 購入後も、予備資金を残せることを確かめた
  • 住まいのために、ほかの目標を諦めなくてよいか考えた

単身での購入は、今の住み心地とその先の選択肢で考える

ここまでの確認は、単身だから買わない方がよい、という意味ではありません。家を持つかどうかは、暮らし方や希望によって人それぞれです。

大切なのは、立地や広さだけでなく、将来の移動や生活の変化にどう対応するかを考えておくことです。今の住み心地と、住み替えや売却・賃貸といったその先の選択肢を、一緒に整理しましょう。

たとえば、通勤のしやすさなど、今の住み心地を書き出します。その横に、暮らしが変わったとき、住み続ける・売る・貸すのどれを選べそうかを並べてみましょう。片方だけでは見えなかったことに気づけるかもしれません。

FPのひとこと

買うか借りるかに、一つの正解はありません。今の住み心地と、暮らしが変わったときの動き方を、両方そろえて考えましょう。

よくある質問

一人で家を買うのは、やめたほうがいいですか?

単身だからといって、買わない方がよいということではありません。今の収入で返せるかに加えて、住み替えの可能性や、収入が減ったときの返済、将来の暮らし方も確かめましょう。そのうえで、自分に合うかを考えます。

住宅ローンの返済のほかに、家を買うとかかるお金はありますか?

税金、保険、管理や修繕の費用などがあります。金額やかかり方は物件や契約によって異なるため、ローンの返済と合わせて予算に入れ、毎月の家計が回るかを確かめましょう。

家を売れば、住宅ローンの残りは返せますか?

返せるとは限りません。売るときの価格は前もって確定しておらず、売却にかかる費用もあります。売却代金だけでは残債を返せない場合も考えておきましょう。

住宅ローンを返している家を、人に貸すことはできますか?

住宅ローンを借りたまま、自由に貸せるとは限りません。貸すことを考える場合は、住宅ローンの契約条件などを、借入先の金融機関に確かめましょう。

※物件価格・売却価格・融資の条件は、個別に異なります。

※住宅ローンを返済中の住まいを、賃貸などに使うことを考える場合は、契約条件などを借入先の金融機関に確かめてください。

※掲載している内容は、2026年10月2日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※税金・登記・法律などの個別の判断や手続きは、税理士・司法書士・弁護士などの専門家や公的窓口にご確認ください。あいマネのFP相談は、家計や希望、課題を整理する窓口です。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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