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副業で月5万円。全部使っても大丈夫?売上・経費・税金の分け方

副業で、毎月5万円の入金がある。全部お小遣いにしてもいいのでしょうか? 入金された額と、自由に使える額は同じとは限りません。この記事では、副業のお金を売上・経費・税金の備えに分ける考え方と、よく聞く「20万円」の意味、家計への組み込み方を整理します。

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道しるべとかばんとコインの3Dイラスト
結論

全部使う前に、売上・経費・税金に備えるお金を分けましょう。仮に月5万円が売上なら、そのために払った経費を引く必要があり、入金額と自由に使える額は同じとは限りません。よく聞く20万円は非課税枠ではなく、所得税の申告が不要でも住民税の確認が必要な場合があります。

この記事のポイント

  1. 売上・経費・税金の備えを分ける
  2. 入金額=自由に使える額ではない
  3. 所得税と住民税を別に確認
目次
  1. 副業の入金は、売上・経費・税金の備えに分ける
  2. 売上と所得の違い:経費を引いた額で考える
  3. 副業の「20万円」は非課税枠ではない。住民税も確認
  4. 記録は取引ごとに。本業の就業ルールと時間も確認
  5. 副業のお金は「家計に残る額」で使い道を決める
  6. よくある質問

副業の入金は、売上・経費・税金の備えに分ける

副業で月5万円の入金があると、そのまま自由に使えるお金に見えるかもしれません。でも、全部をお小遣いにする前に、まず分けたいのは、売上、経費、そして税金に備えるお金です。

  1. 入金を記録する

    いつ、いくら入金されたかを、取引ごとに残します。

  2. 経費を分ける

    その仕事のために払った費用を、売上と分けて把握します。

  3. 税金の備えを分ける

    所得税や住民税などに備えるお金を、別にしておきます。

  4. 残った額の使い道を決める

    生活費に使うか、貯めるかは、ここで考えます。

よくある疑問

毎月5万円入るなら、全部自由に使えるお金だと思っていました。

売上と所得の違い:経費を引いた額で考える

月5万円が売上なら、そのために払った費用(経費)を引く必要があります。業務委託などで報酬を受け取る副業では、売上から経費を引いた額を所得といいます。売上が同じ月5万円でも、経費によって手元に残る額は変わります。

一方で、アルバイトなどで、別の勤務先から給与を受け取る副業もあります。副業の種類によって所得の扱いが異なるため、売上と経費の考え方をそのまま当てはめず、自分の副業がどの種類に当たるかを確かめましょう。

給与として受け取る副業

  • 例:アルバイトなどで、別の勤務先から給与を受け取る
  • 売上・経費で考える副業とは、所得の扱いが異なる
  • 受け取った金額は、給与明細などで確かめる

業務委託などで報酬を受け取る副業

  • 例:仕事を請け負い、報酬を受け取る
  • 売上から経費を引いた額が所得
  • 経費の記録を自分で残す

副業の「20万円」は非課税枠ではない。住民税も確認

副業の話でよく聞く「20万円」は、一定の給与所得者(会社員など)が、所得税の確定申告をする必要があるかどうかに関わる基準です。非課税枠ではありません。20万円以下なら税金がかからない、という意味ではないので注意しましょう。

また、売上だけで判断する基準でもありません。対象は一定の給与所得者で、条件があります。給与として受け取る副業か、業務委託などの副業かによっても扱いが異なり、会社員でも確定申告が必要になる場合があります。

さらに、所得税の申告が不要でも、住民税の確認が必要な場合があります。所得税と住民税は、別々に確かめましょう。

よくある思い込み

  • 20万円までは税金がかからない
  • 売上が20万円以下かどうかで決まる
  • 所得税の申告がなければ、ほかの確認はいらない

確認したいこと

  • 20万円は非課税枠ではない
  • 売上だけで判断する基準ではない
  • 住民税の確認が必要な場合がある

年末調整をしていても確定申告が必要になる場合については、年末調整と確定申告の記事でも整理します。具体的な申告の判断は、税務署・税理士等に確認しましょう。

記録は取引ごとに。本業の就業ルールと時間も確認

記録は、年末にまとめるより、取引ごとに残しておく方法が便利です。入金日と金額、そのために払った費用をその都度書き留めておくと、売上と経費を分けやすくなります。

本業の就業ルールや、副業に確保できる時間も確認しましょう。勤務先の就業規則などに、副業についての決まりがある場合もあります。

副業のお金を使う前のチェック

  • 給与として受け取る副業か、業務委託などかを確かめた
  • 入金と経費を、取引ごとに記録している
  • 税金に備えるお金を、別にしている
  • 所得税の確定申告が必要か、税務署等で確かめた
  • 住民税の扱いも、別に確かめた
  • 本業の就業ルールと、確保できる時間を確かめた

副業のお金は「家計に残る額」で使い道を決める

追加収入を生活費に使うか、貯めるかは、経費と税金の備えを分けた後に考えます。副業のお金は、入金額ではなく、家計に残る額で考えましょう。

副業の収入が月によって変わる場合は、多かった月を基準にしないことも大切です。収入が変わる人の積立額の決め方は、収入が毎月変わる人の積立の記事で取り上げます。

FPのひとこと

使い道を決めるのは、経費と税金の備えを分けてから。残る額が分かると、生活費か貯蓄かも決めやすくなります。

よくある質問

副業の収入が20万円以下なら、税金はかかりませんか?

20万円は非課税枠ではありません。一定の給与所得者の所得税の確定申告に関する基準で、売上だけで判断するものでもなく、副業の種類によっても扱いが異なります。所得税の申告が不要でも、住民税の確認が必要な場合があります。

副業の売上と所得は、何が違いますか?

業務委託などで報酬を受け取る副業では、売上から、その仕事のために払った経費を引いた額を所得といいます。給与として受け取る副業とは所得の扱いが異なるため、自分の副業の種類を確かめましょう。

会社員でも、副業で確定申告が必要になりますか?

副業の種類や所得などによって、会社員でも確定申告が必要になる場合があります。具体的な申告の判断は、税務署・税理士等に確認しましょう。

副業の記録は、いつつければいいですか?

年末にまとめるより、取引ごとに残しておく方法が便利です。入金日と金額、そのために払った費用をその都度記録すると、売上と経費を分けやすくなります。

※月5万円は説明用の仮定です。実際に家計に残る額は、経費や税金、副業の種類などによって異なります。

※20万円は、一定の給与所得者の所得税の確定申告に関する基準で、非課税枠ではありません。所得税の申告が不要な場合でも、住民税の確認が必要なことがあります。

※掲載している内容は、2026年10月2日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※税金・登記・法律などの個別の判断や手続きは、税理士・司法書士・弁護士などの専門家や公的窓口にご確認ください。あいマネのFP相談は、家計や希望、課題を整理する窓口です。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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