暮らし・大きな買い物・ローン
車・家電・旅行の支払い、同じ時期に重なっていない?
車のローン、家電の分割払い、旅行の代金。どれも月々なら払えそうに見えます。でも、それが全部同じ月に重なったら、どうでしょうか? この記事では、1年分の支払いを同じカレンダーに並べる方法と、引落日で確かめる理由、お金が足りない月があるときの調整の考え方を整理します。
一つずつの支払いが小さくても、同じ月に重なると、合計で家計の余裕を超える場合があります。ローンや分割払い、カードの引落し、年払いの税金などを、口座から出る日で同じカレンダーに並べ、まだ買っていない予定は別の色で書き足しましょう。足りない月は、総額と返し終わる時期も見ながら、購入時期や予算を調整します。
この記事のポイント
- 小さな月額も合計して確かめる
- 利用日と引落日を分ける
- 年払い・購入予定も同じ表へ
目次
分割払いや年払いが重なる月は、合計で確かめる
車も家電も旅行も、一つずつなら月々の支払いは払えそうに見えます。では、そのすべてが同じ月に重なったらどうでしょうか。
一つずつの支払いが小さくても、合計すると家計の余裕を超える場合があります。払えるかどうかは、1件ずつではなく、同じ月に出ていく合計で確かめることが大切です。ボーナス払いや年払いの費用がある月は、ふだんの月より出ていくお金が増えやすくなります。

一つずつなら払えると思って、気づいたら分割払いがいくつも重なっていました。
車のように、税金や車検など、まとめて出ていく費用がかかるものもあります。車の維持費を月平均に直して足す方法は、維持費も足した車の予算の考え方で紹介しています。
年間の支払い予定表の作り方:同じカレンダーに並べる
まず、ローンや分割払い、カードの引落し、年払いの税金などを、同じカレンダーに並べましょう。1年分を一つの表にまとめると、支払いが集中する月が見えてきます。
| 書き出すもの | カレンダーへの書き方 |
|---|---|
| ローン・分割払い | 引落日ごとに書き、返し終わる月も書いておく |
| カードの引落し | 使った日ではなく、口座から出る日に書く |
| 年払いの税金など | 払う月に、まとめて出る金額を書く |
| まだ買っていない予定 | 別の色で書き、決まった支払いと分ける |
とくに大切なのが、使った日と、口座から出る日を分けることです。クレジットカードで買い物をした日と、代金が口座から引き落とされる日は違います。使った月の感覚で予定を立てていると、引落しの月に、思ったより多くのお金が出ていくことがあります。
まだ買っていない予定の支出は、別の色で書き足します。決まった支払いと予定を色で分けておくと、どこまでが動かせない支払いで、どこからが調整できる予定なのかが分かります。
残高が足りない月は、購入時期や予算を見直す材料に
予定表ができたら、月ごとの口座の残高と並べてみましょう。残高が足りない月があれば、購入時期や予算を調整する材料になります。たとえば、まだ買っていない家電を別の月に買う、旅行の予算を見直す、といった調整です。
ただし、支払いを後ろの月に延ばすだけでは、解決にならない場合があります。分割の回数を増やしたり、支払い方法を変えたりすると、手数料で総額が増えたり、返し終わる時期が延びたりすることがあります。
支払いを後ろに延ばすだけ
- その月の支払いは小さくなる
- 手数料で総額が増える場合がある
- 返し終わる時期が延びる
総額と時期も確かめて調整
- 購入時期をずらせるか考える
- 予算そのものを見直す
- 総額と返し終わる時期を比べる
支払い方法を変えられるかどうかや、手数料がかかるかどうかは、契約先に確認しましょう。すでに支払いが難しいときは、先に延ばしたり別の借入で埋めたりする前に、契約先や相談窓口に相談してください。リボ払いの仕組みや相談先は、リボ払いの残高が減らない理由と相談先で紹介しています。

支払いを先に送っても、なくなるわけではありません。総額と返し終わる時期まで見て、調整しましょう。
ボーナス払いと年払いに備える:積立から分けておく
ボーナスでまとめて払う計画なら、ボーナスが減ったり、支給されなかったりする場合も確かめておきましょう。その場合に、毎月の収入や貯蓄から払えるかを考えておくと、計画が崩れにくくなります。
年払いの費用は、払う月にまとまって出ていきます。毎月の積立から年払い用のお金を分けておけば、払う月の負担をならすことができ、ほかに使える予算も見えやすくなります。年に数回しか出ないお金を家計にどう組み込むかは、年間の収支の確かめ方が参考になります。
1年分の支払い予定表のチェック
- ローン・分割払い・カードの引落しを同じ表に書いた
- 使った日ではなく、口座から出る日で書いた
- 年払いの税金などを、払う月に書いた
- まだ買っていない予定を、別の色で書いた
- 残高が足りない月がないか確かめた
- ボーナスが減った場合や出ない場合も考えた
買えるものを一つずつ増やす前に、1年分の支払いをまとめて眺めてみましょう。
よくある質問
分割払いがいくつあっても、1件ずつ払えれば大丈夫ですか?
そうとは限りません。一つずつの支払いが小さくても、同じ月に重なると、合計で家計の余裕を超える場合があります。ローンや分割払い、カードの引落し、年払いの費用を同じカレンダーに並べて確かめましょう。
支払い予定表には、カードを使った日と引落日のどちらを書けばいいですか?
実際に口座からお金が出る日(引落日)で書きましょう。使った日の感覚で予定を立てると、引落しの月に支払いが集中していることに気づきにくくなります。
支払いが重なる月は、支払いを後ろにずらせばいいですか?
後ろに延ばすだけでは、解決にならない場合があります。手数料で総額が増えたり、返し終わる時期が延びたりすることもあります。購入時期や予算の見直しも含め、総額と返し終わる時期を確かめて調整しましょう。支払い方法の変更や手数料は、契約先に確認します。
ボーナス払いを使うときは、何に気をつければいいですか?
ボーナスが減ったり、支給されなかったりする場合も考えておきましょう。その場合に、毎月の収入や貯蓄から払えるかを確かめておくと、計画が崩れにくくなります。
※家計管理の一般的な考え方です。支払い方法を変更できるかどうかや手数料は、契約先に確認してください。
※カードの引落日は、カードや契約ごとに異なります。明細や契約先の案内で確かめてください。
※掲載している内容は、2026年10月2日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。
※税金・登記・法律などの個別の判断や手続きは、税理士・司法書士・弁護士などの専門家や公的窓口にご確認ください。あいマネのFP相談は、家計や希望、課題を整理する窓口です。
※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

