教育資金・教育資金の貯め方
児童手当、教育資金にどう組み込む?
児童手当は、子どもの将来のために全部ためておくもの。そう思って、今の生活費を切り詰めていませんか? 児童手当は、子育て中の生活に使う分と、将来の進学に備える分を、家計に合わせて考えることができます。この記事では、支給額の確かめ方と、使う分とためる分を分けて管理する方法を整理します。
全部ためなければいけないわけではありません。子育て中の生活に使う分と、将来の進学に備える分を、家計に合わせて決めましょう。支給は原則2か月分ずつなので、入金のたびに決めた額を教育費用の口座へ移すと、使い切らない工夫になります。家計表では児童手当を収入に入れ、貯蓄に回した分を分けて管理します。
この記事のポイント
- 第一子・第二子:3歳未満は月1万5,000円、3歳以上は月1万円
- 第三子以降は所定の条件で月3万円
- 使う分とためる分を家計に合わせて決める
目次
児童手当は全部ためる?使う分とためる分を家計で決める
児童手当は、全部ためなければいけないのでしょうか。どれだけためるかは、家計によって変わります。子育て中の生活に使う分と、将来に備える分を、家計に合わせて考えましょう。
今の子育てに使う分
- 子育て中の毎日の生活に使うお金
- 今の生活費を無理に削らない範囲で考える
将来の進学に備える分
- 子どもの進学に向けてためるお金
- 入金のたびに、決めた額を教育費用の口座へ移す
ただし、今の生活費を無理に削ってまで、全額ためる必要はありません。家計の状況を見ながら、今の生活に使う分と、将来の進学に回す額を決めていきましょう。

児童手当は、全部教育費にためないといけないと思っていました。
児童手当の支給額:第一子・第二子と第三子以降
まず、受け取る金額を確かめておきましょう。2026年9月30日に確認した内容では、第一子・第二子の支給額は、3歳未満が月1万5,000円、3歳以上の高校生年代までは月1万円です。第三子以降は、数え方などの条件を満たせば月3万円です。
| 区分 | 支給額(月額) |
|---|---|
| 第一子・第二子(3歳未満) | 1万5,000円 |
| 第一子・第二子(3歳以上の高校生年代まで) | 1万円 |
| 第三子以降(数え方などの条件を満たす場合) | 3万円 |
第三子の数え方には、経済的負担などの要件があります。また、支給や多子加算には、申請などの要件があります。最新の内容は、こども家庭庁の案内で確かめましょう。
※受け取る合計額は、子どもの誕生月や要件などによって変わるため、一律には決まりません。
2か月分ずつの入金を、教育費用の口座へ移す工夫
児童手当の支給は、原則2か月分ずつです。入金のある月だけ家計に余裕があるように感じて、つい使い切ってしまうこともあるかもしれません。
そこで、使い切らない工夫として、毎回の入金後に、決めた額を教育費用の口座へ移す方法があります。移す額を先に決めておけば、入金のたびに迷わずにすみます。
移す額を決める
家計に合わせて、毎回の入金から教育費用の口座へ移す額を決めます。
入金を確かめる
児童手当が入金されたら、その都度、金額を確かめます。
教育費用の口座へ移す
入金後に、決めた額を教育費用の口座へ移します。
家計表に記録する
受け取った額と、移した額を家計表に書いておきます。
家計表では児童手当を収入に入れ、貯蓄分を分けて管理
家計表では、児童手当を収入に入れます。そのうえで、貯蓄に回した分を分けて管理しましょう。こうすると、生活に使ったお金と、将来のためにためたお金の両方が見えるようになります。
- 収入:受け取った児童手当を入れる
- 貯蓄:教育費用の口座へ移した分を、分けて書く
- 生活費:子育て中の生活に使った分は、ふだんの支出として書く
同じお金を、生活費と教育費の両方に数えてしまわないためにも、分けて記録しておくことが大切です。
ためた額が分かると、将来の進学までに、あといくら準備すればよいかも考えやすくなります。目標額から毎月の積立額を逆算する方法は、教育資金を毎月いくらためるかの記事で解説します。
支援制度も使い、今の子育てと将来の進学の両方を支える
児童手当をどれだけためるかは、家計によって変わります。今の生活費を無理に削って全額ためる必要はありません。支援制度も使いながら、今の子育てと将来の進学の両方を支える計画にしましょう。進学のときの支援制度は、大学無償化なら、教育費の準備はいらない?でも解説します。
児童手当を教育資金に組み込む前のチェック
- 支給額と条件を、こども家庭庁の案内で確かめた
- 今の子育てに使う分と、ためる分を決めた
- 今の生活費を無理に削っていない
- 入金後に教育費用の口座へ移す額を決めた
- 家計表で、児童手当を収入に入れた
- 貯蓄に回した分を分けて記録した

児童手当は、今の子育てと将来の進学の両方を支えるお金。家計に合わせて、使う分とためる分を決めましょう。
よくある質問
児童手当は、全部貯金したほうがいいですか?
全部ためなければいけないわけではありません。今の生活費を無理に削らず、子育て中の生活に使う分と、将来の進学に備える分を、家計に合わせて決めましょう。
児童手当はいくらもらえますか?
2026年9月30日に確認した内容では、第一子・第二子は3歳未満が月1万5,000円、3歳以上の高校生年代までは月1万円です。第三子以降は、数え方などの条件を満たせば月3万円です。支給や多子加算には申請などの要件があります。
児童手当の「高校生年代まで」とは、いつまでですか?
18歳到達後、最初の3月31日までです。支給には申請などの要件もあるため、最新の内容はこども家庭庁の案内で確かめましょう。
児童手当を教育費にためるには、どうすればいいですか?
支給は原則2か月分ずつなので、毎回の入金後に、決めた額を教育費用の口座へ移す方法があります。家計表では児童手当を収入に入れ、貯蓄に回した分を分けて管理しましょう。
児童手当は、子ども1人あたり合計いくらもらえますか?
受け取る合計額は、子どもの誕生月や、第三子の数え方などの要件によって変わるため、一律には言えません。最新の支給額と条件は、こども家庭庁の案内で確かめましょう。
※児童手当の金額と条件は、2026年9月30日に確認した内容です。高校生年代は、18歳到達後最初の3月31日までです。
※支給・多子加算には申請などの要件があります。第三子の数え方には、経済的負担などの要件があります。
※受け取る合計額は、誕生月や要件などによって異なります。最新の内容は、こども家庭庁の案内で確認してください。
※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。
※特定の金融商品をおすすめするものではありません。


