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教育資金・教育費の目安と支払い時期

公立と私立、教育費はどれくらい違う?

公立と私立で、教育費はどのくらい違うのでしょう。よく目にする平均の金額は、いつの調査で、どんな費用を含むのかを知ってから使うことが大切です。この記事では、文部科学省の調査による小学生の年間学習費の読み方と、進路がまだ決まっていないときの予算の考え方を整理します。

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結論

文部科学省の2023年度調査の訂正後の数字では、小学生1人の年間学習費の平均は、公立が約36.7万円、私立が約174.2万円です。授業料だけの金額ではなく、学校教育費、給食費、塾や習い事などの学校外活動費を合わせた平均額で、2026年の学校の請求額や、家庭に必要な金額そのものではありません。

この記事のポイント

  1. 公立小:年約36.7万円(2023年度の平均)
  2. 私立小:年約174.2万円(2023年度の平均)
  3. 給食費や塾・習い事なども含む平均額
目次
  1. 公立と私立の教育費の違い:小学生の年間学習費の平均
  2. 学習費の平均に含まれる費用と、注意したい読み方
  3. 平均額は教育費の予算づくりの出発点にする
  4. 進路が未定なら、公立中心と途中から私立を並べて比べる
  5. 教育費の金額だけで進路を決めず、家族で話し合う
  6. よくある質問

公立と私立の教育費の違い:小学生の年間学習費の平均

文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」は、2023年度の学習費を調べたものです。2026年1月に訂正された後の数字では、小学生1人の年間学習費の平均は、公立が約36.7万円、私立が約174.2万円です。

小学生1人の年間学習費(2023年度の平均)
  • 公立の小学生366,599円
  • 私立の小学生1,741,516円

※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」(2026年1月訂正)。学校教育費・給食費・学校外活動費を含む、1年間の平均額です。

グラフは、調査の年額(公立366,599円、私立1,741,516円)をそのまま示しています。本文では、これを万円単位にして、約36.7万円、約174.2万円と表しています。

よくある疑問

私立は公立よりずっと高いんですね。うちも、この金額を用意すればいいのでしょうか?

学習費の平均に含まれる費用と、注意したい読み方

この金額は、授業料だけのものではありません。調査の学習費は、学校教育費、給食費、塾や習い事などの学校外活動費を合わせた金額です。

文部科学省「子供の学習費調査」の区分です。グラフの金額は、この3つを合わせた平均額です。
学習費に含まれる費用どんなお金か
学校教育費学校での教育のために、家庭が払ったお金
給食費学校給食のために払ったお金
学校外活動費塾や習い事など、学校の外での学びや活動のお金

また、これは平均額です。塾や習い事にかけるお金などは家庭によって違うため、どの家庭も平均と同じ金額になるわけではありません。2023年度の調査の数字なので、2026年の学校の請求額を示すものでもありません。

ポイント

平均額は、2026年の学校の請求額や、あなたの家庭に必要な金額そのものではありません。

平均額は教育費の予算づくりの出発点にする

では、この平均額はどう使えばよいのでしょう。平均は、教育費の予算づくりの出発点として使い、そこから家庭の事情に合わせて調整します。調整するときは、次の3つを見ていきます。

  • 希望する学校の費用:学校が決まっているなら、学校の案内などで費用を確かめ、平均との違いを直します。
  • 通学費:家から学校までの距離や通い方によって、通学にかかるお金は変わります。
  • 習い事:塾や習い事をどのくらい続けるかなど、家庭の予定に合わせて見直します。

平均額を書き出すときは、いつの調査の数字か、年額か、平均かを一緒にメモしておくと、あとで見直すときに混乱しません。新しい情報が分かったら、その都度、数字を入れ替えていきましょう。

FPのひとこと

平均は答えではなく出発点です。希望する学校の費用や通学費、習い事で、わが家の数字に直していきましょう。

進路が未定なら、公立中心と途中から私立を並べて比べる

まだ進路が決まっていなければ、1つに決めてから計算を始める必要はありません。公立中心の場合と、途中から私立に進む場合を並べて、予算を考える方法があります。

公立中心の場合

  • 公立の平均額を出発点にする
  • 通学費や習い事の予定で調整する
  • 家庭の予定に合わせて見直す

途中から私立の場合

  • 私立に進む時期を決めて並べる
  • その時期からの費用を、希望する学校の案内で確かめる
  • 通い方が変わるなら、通学費も見直す

2つの場合を並べると、進路によって、いつから、どのくらい準備するお金が変わるのかが見えてきます。選択肢ごとに準備を考えておくと、進路を選ぶときの判断材料になります。

子どもが複数いるときは、きょうだいの進学の時期が重なる年にも注意が必要です。くわしくはきょうだいの教育費が重なる年の記事で解説します。

教育費の金額だけで進路を決めず、家族で話し合う

公立と私立の差を知ると、金額だけで進路を決めたくなるかもしれません。でも大切なのは、金額だけで決めるのではなく、選択肢ごとに準備を考えることです。教育方針と家計の両方を、家族で話してみましょう。

平均額を予算に使う前のチェック

  • いつの調査の数字かを確かめた
  • 年額で、平均の金額だと分かった
  • 授業料のほかに、給食費や学校外活動費も含むと分かった
  • 希望する学校の費用を確かめた
  • 通学費や習い事の予定で調整した
  • 公立中心と、途中から私立の場合を並べた
  • 教育方針と家計の両方を、家族で話した

授業料以外にかかる費用や、払う時期の確かめ方は、教育費は、授業料だけ準備すれば大丈夫?で解説します。

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よくある質問

公立と私立の小学校で、教育費はどれくらい違いますか?

文部科学省の2023年度調査(2026年1月訂正後)では、小学生1人の年間学習費の平均は、公立が約36.7万円、私立が約174.2万円です。学校教育費、給食費、塾や習い事などの学校外活動費を含む平均額です。

学習費の平均には、塾や習い事の費用も入っていますか?

入っています。調査の学習費は、学校教育費、給食費、塾や習い事などの学校外活動費を合わせた金額の平均です。授業料だけの金額ではありません。

この平均額は、2026年度に学校へ払う金額ですか?

いいえ。2023年度の調査の平均額で、2026年の学校の請求額や、家庭に必要な金額そのものではありません。希望する学校の費用は、学校の案内などで確かめましょう。

進路が決まっていないとき、教育費はどう見積もればいいですか?

公立中心の場合と、途中から私立に進む場合を並べる方法があります。平均額を出発点に、希望する学校の費用や通学費、習い事の予定で調整しましょう。

※金額は、文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」(2026年1月訂正)による、小学生1人あたりの年間学習費の平均です(公立366,599円、私立1,741,516円)。

※学校教育費・給食費・学校外活動費を含む平均額で、2026年度の学校の請求額や、各家庭に必要な金額ではありません。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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