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教育資金・教育費の目安と支払い時期

留学したい!その費用、為替まで予算に入っている?

子どもに「留学したい」と言われたら、授業料だけで予算を決めていませんか? 海外で学ぶには授業料のほかにも費用がかかり、現地の金額が同じでも、円で必要な金額は為替で変わります。この記事では、留学の予算に入れたい費用と、為替を含めた試算のしかた、奨学金を計画に入れるときの注意点を整理します。

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ランドセルと本と角帽の3Dイラスト
結論

授業料だけで予算を決めず、生活費、渡航費、保険、ビザ関連費用なども確認しましょう。現地の金額が同じでも、円で必要な金額は為替で変わります。仮に年間3万ドルなら、1ドル150円で450万円、170円なら510万円で、60万円の差です。為替手数料を省いた例で、将来の相場を予測したものではありません。

この記事のポイント

  1. 授業料+生活費+渡航関連費で考える
  2. 仮定:3万ドルは450万円にも510万円にも
  3. 未確定の奨学金を当てにしない
目次
  1. 留学費用は授業料だけ?生活費や渡航関連費も確認
  2. 留学費用は為替でどれくらい変わる?3万ドルで試算
  3. 円安になった場合も試算して、留学の予算を立てる
  4. 留学の奨学金は、確定するまで収入に入れない
  5. 行き先・期間・費用・受取日を年表にして準備する
  6. よくある質問

留学費用は授業料だけ?生活費や渡航関連費も確認

子どもが留学したいと言ったら、まず授業料を調べたくなるかもしれません。でも、授業料だけで予算を決めると、あとで足りなくなるおそれがあります。海外では、生活費、渡航費、保険、ビザ関連費用なども確認が必要です。

必要な費用や金額は、行き先や期間などによって異なります。留学費用は個別に確認してください。
費用の分け方主な内容
授業料学校で学ぶために納めるお金
生活費現地で暮らすためのお金
渡航関連費渡航費、保険、ビザ関連費用など

さらに、現地の金額が同じでも、円で必要な金額は為替で変わります。留学先の通貨で決まっている費用を日本の家計から払うには、円をその通貨に替える必要があるためです。

よくある疑問

授業料を円に直せば、それで予算になると思っていました。

留学費用は為替でどれくらい変わる?3万ドルで試算

為替によって、円で必要な金額がどれくらい変わるのかを、仮の数字で見てみましょう。仮に、留学の費用が年間3万ドルだとします。1ドル150円なら450万円、170円なら510万円です。

年間3万ドルの費用を円に換算すると(仮定)
1ドル150円の場合
3万ドル × 150円 = 450万円
1ドル170円の場合
3万ドル × 170円 = 510万円
円で必要な金額の差
510万円 − 450万円 = 60万円

※3万ドル・1ドル150円/170円は説明用の仮定です。為替手数料などの交換費用を除いた試算で、将来の相場を予測したものではありません。

現地で払う金額は同じ3万ドルでも、円で用意する金額には60万円の差が出ます。1ドルを買うのに必要な円が増えることを円安といい、円安になるほど、同じドルの支払いに必要な円は増えます。円高・円安の見方は、円高・円安の考え方の記事で解説しています。

円安になった場合も試算して、留学の予算を立てる

上の計算は、将来の相場を予測したものではありません。為替がこれからどう動くかは、前もって分かりません。だからこそ、一つの為替の数字だけで予算を決めず、円安になった場合も試算しておきましょう。

円安になった場合でも払えるか、足りないならどう補うかを、早めに考えておくことが大切です。また、実際に円を外国の通貨に替えるときは、為替手数料などの交換費用もかかります。上の計算はこの費用を除いた例なので、予算では交換費用も含めて考えましょう。

円のまま準備するか、外貨に替えて準備するかの考え方は、留学費用は、円で貯める?外貨で貯める?で解説しています。先に外貨に替えても、その後の為替によっては、円のままのほうが負担が少なかったという結果もあり得ます。

留学の奨学金は、確定するまで収入に入れない

奨学金を利用したい場合は、対象や応募期限を早めに調べましょう。日本学生支援機構(JASSO)の「海外留学・奨学金ガイド」も、調べるときの入口になります。

大切なのは、受給が確定していない奨学金を、必ず入る収入として計画に入れないことです。応募しても、受けられるとは限りません。奨学金がない場合でも払えるかを確かめ、採否が決まってから計画に反映しましょう。奨学金の採否は、個別に確認が必要です。

ポイント

受給が確定していない奨学金は、当てにしないで計画を立てる。

行き先・期間・費用・受取日を年表にして準備する

留学の夢を支えるには、行き先、期間、費用、資金の受取日を具体的にすることが大切です。いつ、何に、いくら払うのか、そのお金をいつ受け取れるのかを年表に並べると、準備の順番が見えてきます。

  1. 行き先と期間を決める

    どこで、どのくらいの期間学ぶかで、必要な費用が変わります。

  2. 費用を書き出す

    授業料、生活費、渡航費、保険、ビザ関連費用などを並べます。

  3. 円で必要な金額を試算する

    一つの為替だけでなく、円安になった場合も計算します。

  4. 奨学金の対象と応募期限を調べる

    応募期限を年表に書き込みます。受給が確定するまでは収入に入れません。

  5. 支払日と資金の受取日を並べる

    支払いの日までに、資金を受け取れるかを確かめます。

FPのひとこと

為替は円安の場合も、奨学金は受けられない場合も試算しておきましょう。子どもの希望と家計、両方から準備を始めることが大切です。

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よくある質問

留学費用は、授業料のほかに何がかかりますか?

海外では、授業料のほかに、生活費、渡航費、保険、ビザ関連費用なども確認が必要です。必要な費用や金額は行き先や期間などで異なるため、個別に確かめましょう。

年間3万ドルの留学費用は、円でいくらになりますか?

仮に1ドル150円なら450万円、170円なら510万円で、60万円の差があります。為替手数料などの交換費用を除いた説明用の試算で、将来の相場を予測したものではありません。

留学の予算は、今の為替で計算すればよいですか?

一つの為替の数字だけで決めず、円安になった場合も試算しておきましょう。現地の金額が同じでも、円で必要な金額は為替で変わります。実際に円を替えるときの手数料なども考えておくことが大切です。

応募する予定の奨学金を、予算に入れてもよいですか?

受給が確定していない奨学金を、入ってくる収入として計画に入れないことが大切です。対象や応募期限を早めに調べ、採否が決まってから計画に反映しましょう。奨学金の採否は個別に確認が必要です。

※3万ドル・1ドル150円/170円は説明用の仮定です。為替手数料などの交換費用を除いた試算で、将来の相場を予測したものではありません。

※留学費用や奨学金の採否は、個別に確認してください。この記事は、特定の留学先や通貨をすすめるものではありません。

※掲載している内容は、2026年10月1日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。

※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

参考にした資料

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