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児童手当と児童扶養手当、同じ制度?違いと対象の条件

児童手当と児童扶養手当。名前が似ているため、同じ手当だと思っている方もいるかもしれません。実際は別の制度で、対象になる家庭も、所得の扱いも違います。この記事では、2つの違いと、児童扶養手当について市区町村に確かめるときのポイントを整理します。

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ハートの入った浮き輪とコインの3Dイラスト

2026年10月2日時点の制度にもとづく一般的な説明です。年齢・加入歴・所得・家族関係などの条件があり、支給の可否は各制度の窓口が個別に判断します。

結論

児童手当と児童扶養手当は、別の制度です。児童手当は子どもの年齢などに応じた一般的な子育て支援で、児童扶養手当は、離婚などにより父または母と生計を同じくしていない子がいる家庭などのための制度です。児童扶養手当は所得などによって全部支給・一部支給・支給停止に分かれるため、家族の状況を市区町村に相談して確かめましょう。

この記事のポイント

  1. 児童手当と児童扶養手当は別の制度
  2. 父子家庭なども条件により対象
  3. 所得・家族関係・年金との調整を確認
目次
  1. 児童手当と児童扶養手当の違い:似た名前の別の制度
  2. 児童扶養手当の対象:ひとり親家庭などと子の年齢
  3. 児童扶養手当は所得で全部支給・一部支給・支給停止
  4. 児童扶養手当の相談先:市区町村に家族の状況を伝える
  5. 相談・申請先
  6. よくある質問

児童手当と児童扶養手当の違い:似た名前の別の制度

児童手当と児童扶養手当は、名前は似ていますが、同じものではありません。対象になる家庭も、支給の決まり方も違うため、片方を受けていても、もう片方は別の制度として確かめる必要があります。

児童手当

  • 子どもの年齢などに応じた、一般的な子育て支援
  • 受けていても、児童扶養手当は別に確かめる
  • 現在は所得制限がない

児童扶養手当

  • 離婚などで、父または母と生計を同じくしていない子がいる家庭などのための制度
  • 母子家庭だけでなく、父子家庭なども条件により対象
  • 所得などによって、全部支給・一部支給・支給停止に分かれる

児童手当は現在、所得制限がありません(くわしくは児童手当の申請と金額)。ただし、所得制限がないのは児童手当の話です。児童扶養手当は所得によって支給の有無や額が変わるため、同じように考えないようにしましょう。

よくある疑問

名前が似ているので、同じ手当の別の呼び方だと思っていました。

児童扶養手当の対象:ひとり親家庭などと子の年齢

児童扶養手当は、離婚などにより、父または母と生計を同じくしていない(暮らしのお金を一緒にしていない)子がいる家庭などのための制度です。母子家庭だけでなく、条件を満たす父子家庭なども対象になり得ます。

対象になる子は、原則として18歳になった年度の末日までです。18歳の誕生日で終わるわけではありません。また、一定の障害がある場合は、20歳未満までが対象です。

ただし、別居しただけ、離婚しただけで当然に受給できるわけではありません。対象になる子のほか、養育の状況、所得、同居関係、公的年金などに条件があります。事実婚(婚姻届を出していないものの、夫婦として暮らしている関係)などの扱いも、窓口で確かめる必要があります。

支給されるかどうかや金額は、市区町村の窓口で個別に確かめられます。
確かめること主な内容
子の年齢原則18歳になった年度の末日まで(一定の障害がある場合は20歳未満)
養育の状況誰が子を育てているか
所得受給する人や扶養義務者などの所得
同居関係誰と一緒に暮らしているか(事実婚などの扱いも含む)
公的年金公的年金との調整が関係するか

児童扶養手当は所得で全部支給・一部支給・支給停止

児童扶養手当は、受給する人や扶養義務者(法律上、扶養する義務がある親族)などの所得によって、全部支給・一部支給・支給停止に分かれます。対象になる家庭でも、所得によっては手当が支給されない場合があるということです。

また、公的年金を受け取っている場合などは、年金との調整が関係することもあります。このため、「離婚したら必ず同じ額が出る」と考えて、家計の予定を立てるのは避けましょう。

ポイント

児童扶養手当の額は、家庭ごとに異なります。所得や家族の状況、公的年金との関係によって変わります。

FPのひとこと

手当を家計に組み込むのは、支給されるか、いくらになるかを窓口で確かめてからにしましょう。

児童扶養手当の相談先:市区町村に家族の状況を伝える

児童扶養手当の相談先は、市区町村のひとり親支援や児童扶養手当の担当窓口です。離婚や別居などで家族の状況が変わったときは、その状況を伝えて、対象になるかを確かめましょう。

窓口で伝えるために整理しておくこと

  • 子どもの年齢と、一定の障害があるか
  • 誰が子を育て、誰と一緒に暮らしているか
  • 自分や扶養義務者などの所得
  • 公的年金を受け取っているか
  • 児童手当を受けているか(別の制度として確認)

家賃や生活費の支払いが厳しいときは、住まいや暮らしを支える制度の相談先もあります(生活の支援の記事一覧)。手当の見通しが立ったあと、家計全体を見直したいときは、あいマネのFP相談で整理をお手伝いできます。手当の支給を決める窓口ではないため、手当のことは市区町村で確かめてください。

よくある質問

児童手当と児童扶養手当は、同じ制度ですか?

いいえ、別の制度です。児童手当は子どもの年齢などに応じた一般的な子育て支援で、児童扶養手当は、離婚などにより父または母と生計を同じくしていない子がいる家庭などのための制度です。

離婚したら、児童扶養手当は受け取れますか?

離婚しただけで、当然に受給できるわけではありません。対象児童・養育状況・所得・同居関係・公的年金などに条件があり、所得によって全部支給・一部支給・支給停止に分かれます。市区町村の窓口で、家族の状況を伝えて確かめましょう。

父子家庭も、児童扶養手当の対象になりますか?

母子家庭だけでなく、条件を満たす父子家庭なども対象になり得ます。所得などの条件に当てはまるかどうかは、市区町村の窓口で確かめましょう。

児童扶養手当は、子どもが何歳になるまでですか?

子は原則として、18歳になった年度の末日までです。一定の障害がある場合は、20歳未満までが対象です。

児童手当は所得制限がないと聞きました。児童扶養手当も同じですか?

同じではありません。児童扶養手当は、受給する人や扶養義務者などの所得によって、全部支給・一部支給・支給停止に分かれます。児童手当とは別の制度として確かめましょう。

※児童扶養手当は、対象児童・養育状況・所得・同居関係・公的年金等に条件があります。事実婚等の扱いも、市区町村の窓口で確認してください。

※児童手当に所得制限がないことは、児童扶養手当には当てはまりません。2つは別の制度です。

※掲載している内容は、2026年10月2日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。給付・免除には所定の条件があります。詳細は加入先・公的窓口でご確認ください。

※あいマネの相談(FP相談・保険相談)は、家計の整理をお手伝いする窓口です。公的給付の支給を決める窓口ではありません。

参考にした資料

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