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親への仕送り、自分の教育費や老後資金と両立できる?金額と期間の決め方
親を支えたい。でも、子どもの教育費や自分の老後資金も気になる。親への仕送りを考えるとき、この間で迷う人もいるでしょう。この記事では、仕送りの合計を単純計算で確かめる方法と、親と自分の家計を分けて見る手順、兄弟姉妹との分担や見直しの考え方を整理します。
2026年10月2日時点の制度にもとづく一般的な説明です。税額・申告・登記・法律上の扱いは、個別の事情で変わります。具体的な判断は、税務署・法務局などの公的窓口や、税理士・司法書士・弁護士などの専門家に確かめましょう。
両立できるかどうかは、親と自分、両方の家計を見て考えます。仮に月3万円を10年続けると合計360万円で、これは金額が変わらない単純計算です。まず親の収入・生活費・貯蓄・利用できる支援を本人の了解を得て確かめ、自分の家計から続けられる金額と期間を整理しましょう。
この記事のポイント
- 月3万円×10年=360万円の例
- 親子それぞれの家計を見る
- 金額・期間・役割を共有
目次
親への仕送り、月3万円を10年続けると合計いくら?
仕送りの金額は、「これくらいなら出せそう」という気持ちで決めてしまいがちです。けれど、仕送りは何年も続くことがあります。まずは、月の金額を期間の合計に直してみましょう。
- 1年分
- 3万円 × 12か月 = 36万円
- 10年分
- 36万円 × 10年 = 360万円
- 10年間の合計
- 360万円
※金額が途中で変わらないと仮定した単純計算です。物価や収入、介護の状況などの変化は含めていません。

月3万円なら出せると考えていました。10年分を合わせると、思っていたより大きな金額です。
360万円は、毎月の仕送りを足し合わせただけの数字です。この10年が、子どもの教育費がかかる時期や、自分の老後資金を準備する時期と重なっていないか、年表に並べて確かめておきましょう。
まず親の家計を確かめる:収入・生活費・貯蓄・支援
仕送りの金額を決める前に、まず親の希望と家計を確かめます。親がどんな支え方を望んでいるかを聞いたうえで、年金などの収入、毎月の生活費、貯蓄、利用できる支援を、本人の了解を得て一緒に確認しましょう。
親の家計で確かめること
- 年金などの毎月の収入
- 食費や住まいなど、毎月の生活費
- 生活費が収入を上回るときの不足額
- 使える貯蓄があるか
- 利用できる公的な支援があるか
公的な支援には、それぞれ条件があります。たとえば、所得などの条件を満たす場合に、年金に上乗せされる給付もあります(年金が少ないときの上乗せの支援)。介護が心配になってきたときの相談先は、親の介護の最初の相談先で取り上げています。
自分の家計から、続けられる仕送りの金額と期間を考える
親の家計を確かめたら、次は自分の家計です。子どもの教育費、自分の老後資金の準備、毎月の生活費を並べたうえで、仕送りに回せる金額と、続けられる期間を整理します。書き出す表に迷うときは、日本FP協会が紹介している家計チェックの便利ツールなども参考になります。
親の不足額と、自分が出せる余力は、別々の家計表で見ます。2つを混ぜると、どちらの家計に無理があるのかが見えにくくなります。
自分の生活費まで無理に削ると、支援を続けにくくなることがあります。親を支え続けるためにも、自分の家計が回る範囲で考えましょう。月の金額や期間を変えると合計がどう変わるか、下の計算で試せます。
自分の数字で計算してみる
兄弟姉妹との分担は、お金だけでなく役割も話し合う
兄弟姉妹がいる場合は、お金の援助だけでなく、通院の付き添いなどの負担も含めて話し合いましょう。住んでいる場所や家計、仕事の事情は、人によって違います。
分け方に、決まった正解はありません。均等に分けると最初から決めつけず、それぞれの事情と、親本人の意向を尊重しながら決めていきます。
| 話し合うこと | 共有しておきたい内容の例 |
|---|---|
| 金額 | 誰が、毎月いくら援助するか |
| 期間 | いつまで続けるか、いつ見直すか |
| 役割 | 通院の付き添いなど、お金以外の手助け |
| 親の希望 | どんな支え方を望んでいるか |
仕送りは状況が変わったら見直す。税金は個別に確認
最初に決めた金額や期間を、ずっと固定する必要はありません。たとえば、次のようなときは、金額・期間・役割を見直すきっかけになります。
- 親の収入や生活費が変わったとき
- 自分の収入や、教育費などの支出が変わったとき
- 介護が必要になるなど、親の状況が変わったとき
見直す時期を先に決めておくと、話を切り出しやすくなります。
仕送りに関わる扶養や贈与などの税金の扱いは、個別に確認が必要です。自分で判断せず、税務署や税理士等に確かめましょう。

親を支えるためにこそ、続けられる形を。親の家計と自分の家計、両方の数字を並べて考えましょう。
よくある質問
親への仕送りは、月いくらが目安ですか?
決まった目安はありません。親の収入・生活費・貯蓄・利用できる支援と、自分の家計から続けられる金額を並べて考えます。仮に月3万円でも、10年続ければ合計360万円になるため、期間も一緒に考えましょう。
兄弟姉妹で仕送りを分けるときは、均等にするべきですか?
均等にすると最初から決めつける必要はありません。それぞれの事情と親本人の意向を尊重し、お金の援助だけでなく、通院の付き添いなどの役割も含めて話し合いましょう。
親への仕送りに、税金はかかりますか?
扶養や贈与などの税金の扱いは、個別に確認が必要です。自分で判断せず、税務署や税理士等に確かめましょう。
一度決めた仕送りの金額は、あとから変えてもいいですか?
変えて構いません。最初の約束を固定せず、収入や介護の状況が変わったら見直しましょう。自分の生活費まで無理に削ると、支援を続けにくくなることもあります。
※月3万円・10年は説明用の仮定です。3万円×12か月×10年の単純計算で、金額が途中で変わらないものとして計算しています。
※公的な支援には、それぞれ条件があります。利用できるかどうかは、各制度の窓口で確かめてください。
※仕送りに関わる扶養・贈与などの税務は、個別に確認してください。
※掲載している内容は、2026年10月2日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。
※税金・登記・法律などの個別の判断や手続きは、税理士・司法書士・弁護士などの専門家や公的窓口にご確認ください。あいマネのFP相談は、家計や希望、課題を整理する窓口です。
※特定の金融商品をおすすめするものではありません。

