暮らし・結婚・共働き
結婚式にいくら使う?新生活の予算も残せている?
結婚式の準備が始まると、見積もりの金額や当日の演出に目が向きがちです。でも、式のあとには新しい暮らしが始まり、そこにもお金が必要です。この記事では、式の予算を決める前に分けておきたい新生活のお金と、支払いの時期、ご祝儀や援助の扱い方、契約前に確かめたい条件を整理します。
今ある貯金のすべてを式に充てる前に、引っ越し、住まいの初期費用、家具や家電、急な出費への備えといった新生活の予算を先に分けておきましょう。式の費用は総額だけでなく、契約金と残金をいつ払うかも確認します。ご祝儀や親からの援助は、金額や時期が確定するまで、入る前提にしないことが大切です。
この記事のポイント
- 式の予算と新生活の費用を分ける
- ご祝儀・援助は確定するまで当てにしない
- 金額だけでなく、支払日も確かめる
目次
結婚式の予算を決める前に、新生活の費用を分けておく
結婚式の予算は、今ある貯金から新生活に必要なお金を取り分けたうえで考えます。式が終わると、すぐに新しい暮らしが始まるためです。先に分けておきたいのは、次の4つのお金です。
| 先に分けるお金 | 主な中身 | 必要になる時期 |
|---|---|---|
| 引っ越し | 荷物の運び出しや運搬 | 新居へ移る前後 |
| 住まいの初期費用 | 新しい住まいの契約にかかるお金 | 住まいを契約するとき |
| 家具や家電 | 新生活で買いそろえるもの | 入居の前後 |
| 急な出費への備え | 予定していなかった支払い | 予定外。いつでも使える形で残す |
急な出費への備えは、新生活が始まってから、体調を崩したときや家電が壊れたときなど、予定外の支払いに使うお金です。式や新生活の準備で使い切らず、すぐ使える形で残しておきましょう。考え方は生活の予備費の記事でも紹介しています。

貯金はぜんぶ式に使えると思っていました。式のあとの暮らしの分も、先に分けておくんですね。
式の費用は総額だけでなく、契約金と残金の支払時期も確認
会場などの見積もりを見るときは、総額だけでなく、いつ、いくら払うのかも確かめます。契約金と残金では、払う時期が違います。それぞれの支払日は、会場などとの契約によって異なります。
支払いの時期が分かったら、結婚前から新生活までのお金を、一つの予定表にまとめてみましょう。式の支払いと、引っ越しや家具の購入が同じ時期に重なると、手元のお金が一時的に足りなくなることもあります。
契約の前
見積もりの総額と、契約金・残金の支払日を確かめる
契約金の支払い
契約で決めた日に払う。手元の預金で払えるかを確認
残金の支払い
払う時期は契約によって異なる。日付を予定表に書く
引っ越し・入居
引っ越し代、住まいの初期費用、家具や家電の支払い
新生活の始まり
急な出費への備えを残したまま、暮らし始める
ご祝儀や親からの援助は、確定するまで入る前提にしない
ご祝儀や親からの援助は、金額や受け取る時期が確定しないうちは、入るものとして予算に組み込まないことが大切です。入る前提で支払いを決めると、見込みと違ったときに、新生活のためのお金を削ることになりかねません。
確定しているお金
- 手元にある貯金
- 金額と時期が決まった援助
- 支払いの予定に組み込める
まだ確定していないお金
- ご祝儀の見込み
- 金額や時期が決まっていない援助
- 予定表には点線で書き分ける
親族から援助を受ける場合、税金の扱いは別に確認が必要です。贈与税がかかるかどうかなどは、国税庁の案内を確かめたうえで、税務署や税理士等に相談しましょう。

入るか分からないお金は、入ってから使い道を決める。その順番にしておくと、予算が崩れにくくなります。
人数やプランを変えたときの追加費用と、キャンセル条件を確認
準備を進めるうちに、招く人の人数やプランを変えたくなることもあります。変更によって追加の費用がかかる場合があるため、どんな変更で費用がどう変わるのかを、契約の前に確かめておきましょう。
やむを得ず日程を変えたり、取りやめたりすることに備えて、変更やキャンセルの条件も見ておきます。いつまでに取りやめると、どんな費用がかかるのかは、会場などとの契約によって異なります。
契約の前に確かめたいこと
- 見積もりの総額と、その内訳
- 契約金の額と、払う日
- 残金の額と、払う日
- 人数やプランを変えたときの追加費用
- キャンセルするときの条件と、かかる費用
- ご祝儀や援助がなくても、支払いが回るか
結婚式の予算は削るより、大事にしたいことに優先順位を
新生活の予算を先に分けるのは、式の予算を削るためではありません。写真、料理、招く人など、二人が大事にしたいことに優先順位を付け、限られた予算をどこに使うかを決めるためです。
どこにお金をかけるかに、決まった正解はありません。優先順位が決まると、こだわりたいところにはお金をかけ、そうでないところは控えめにする、といった調整がしやすくなります。お金の使い方で二人の考えが違うときは、節約したい人と今を楽しみたい人の話し合い方も参考にしてください。
式の思い出と、その後の暮らし。どちらも大切にするために、結婚前から新生活までのお金を一つの予定表で見渡しましょう。
よくある質問
結婚式に、今ある貯金を全部使っても大丈夫ですか?
式のあとには、引っ越しや住まいの初期費用、家具や家電の購入が続きます。急な出費への備えも含めて、新生活の予算を先に分けてから、式に使える額を考えましょう。
ご祝儀で結婚式の費用をまかなう前提で、予算を立ててもいいですか?
金額や受け取る時期が確定しないうちは、入る前提にしないことが大切です。予定表では未確定のお金として分けておき、確定しているお金だけで支払いが回るかを確かめましょう。
結婚式の費用は、いつ払うのですか?
支払いの時期は、会場などとの契約によって異なります。見積もりの総額だけでなく、契約金と残金をそれぞれいつ払うのかを、契約の前に確認しましょう。
親から結婚資金の援助を受けると、税金はかかりますか?
税務の扱いは、別に確認が必要です。国税庁の贈与税に関する案内を確かめたうえで、具体的な判断は税務署や税理士等に相談しましょう。
※費用・支払日・人数やプランの変更・キャンセルの条件は、会場などとの契約によって異なります。
※親族からの援助の税務の扱いは、別途ご確認ください。
※この記事では、結婚費用やご祝儀の金額の目安は示していません。
※掲載している内容は、2026年10月2日時点の制度・公表資料にもとづく一般的な情報です。制度は改正されることがあります。
※税金・登記・法律などの個別の判断や手続きは、税理士・司法書士・弁護士などの専門家や公的窓口にご確認ください。あいマネのFP相談は、家計や希望、課題を整理する窓口です。
※特定の金融商品をおすすめするものではありません。
